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ブログ 2021年09月の記事一覧

2021年 9月 20日 淡々とこなす=最強

 

みなさんこんにちは!

明治大学情報コミュニケーション学部2年の吉田千尋です!

 

皆さん夏が終わっていかがお過ごしでしょうか…?段々と涼しい日が増えてきましたね。今回は本題に入る前に最近読んでびびっ✨ときた本を紹介したいと思います!

dress after dress(ドレス・アフター・ドレス) クローゼットから始まる冒険 | 中村 和恵 |本 | 通販 | Amazon

その本とは『dress after dress クローゼットから始まる冒険』(中村和恵著)です!実は中村先生は明治大学の教授をされている方です。芸術の授業を担当されています。

世界中のファッションをメインとしながらも異文化、歴史、文学など横断的な視点をもとに私たちの世界、社会の在り方や生き方について見ていく本です。ファッションの最終地点として、私たち人間の身体についても考えていきます。

 

一体どうして私たちは痩せることにこんなに一生懸命なんでしょうね。

とても面白い本なのでおススメです!!

 

さて、本題に入ります。今回のテーマは「夏休み以降いかにモチベーションを維持していくか」です。受験の天王山と言われる夏休みが終わり、「モチベーションが下がった…やる気でん…」という人もいるのではないでしょうか。

実は最近私も英語の勉強をしているのですが、まさにこの状態です。受験本番が来るのは分かっている、分かっているんだけど……やる気が出ない。やる気が出ない自分に焦る。

 

そこで、このブログを書くにあたって「そもそもモチベーションとは何か」ということについて考えてみました。(9/13公開の阿部先生のブログもチェック!!)

 

実はモチベーションというものはないのかもしれないのではないでしょうか。

私たちは毎日ご飯を食べたり、お風呂に入ったり、歯を磨きます。それはこれらが習慣であり、一日の言わばノルマだからです。そこにモチベーションは関係ありません。

勉強もこれと似てはいないでしょうか?やる気があるないにかかわらず、与えられたノルマを淡々とこなすことができれば「やるべきことをやっている」と言うことが出来ます。

 

「一日最低限これだけはやるぞリスト」を自分で設定し、ルーティン化することがカギになりそうです。

 

ただし、これはあくまで机に向かってからのこと。そもそもやる気がなければ机に向かうこともできません。

そこで!!とにかくまずは東進に来ましょう!!!

東進に来れば勉強しているライバルがいます!担任助手がいます!勉強道具だけ持って来ればいいんです

 

今回のブログが少しでも響いてくれれば幸いです。私も頑張ります!

明日のブログは一橋大学社会学部の中島先生です。過去問の復習方法について教えてくれるかもしれません!!

2021年 9月 19日 【受験生必読】単ジャンをジャンジャンやろう!

こんにちは、早稲田大学創造理工学部建築学科1年大森瑛一朗です!

夏休みも終わり、学校が始まって受験本番が近づいていることを実感している人が多くなっている時期だと思います。

そして東進生は単元ジャンル別演習を始めている時期でもあると思います!今回は単ジャンの使い方について話そうと思います!

まず、単ジャンをやるメリットについて話します。

単元ジャンル別演習は、生徒の苦手な分野をAIが分析して、その苦手な分野の問題を集めて提供するというものです。

つまり、苦手克服を最も効率よく行うことができるコンテンツです!

そして、受験本番が近づいている中、苦手克服ができるのは今がラストチャンスです。その最後のチャンスを最大限生かすために単ジャンをジャンジャンやりましょう!

 

次に、単ジャンの進め方について話します!

まず、先に言っておきたいことは

単ジャンは質より量

ということです。

もちろん問題を解き終わったら復習はしましょう。ただ、その復習にはあまり時間をかけてはいけません。一度解いた問題を何回も解いて完璧になったら受験本番の問題を解くことに繋がるのでしょうか。受験本番は、当たり前ですが初めて見る問題を解くことになります。ならば、同じ問題を何回も解くより、初めて見る問題をたくさん解くことが合格に繋がるのではないでしょうか。

 

そして単ジャンはとにかくたくさん解いてください1日最低10問解くくらいにはなってほしいです!

「そんなに時間ないよ!」という人もいるかもしれませんが、それではなぜ時間がないのかを考えてみてください。今、学校がある日は放課後で5,6時間の勉強ができると思います。1問解くのに30分解くと仮定すると10問できます。ただ過去問も解くことを考慮すると放課後だけでは10問はきつそうですね。放課後だけでは。

そうです、朝や学校の隙間時間を使うのです。その時間を使えば単ジャンを3問はできると思います!

大変と思うかもしれませんが、それくらい受験までの時間がないという事です。ここで諦めずに、そこまでやるのか!と周りの人が思わず言ってしまうくらい時間を詰めて勉強する人が合格していくのが大学受験です。今までの努力を無駄にしないように全力で勉強してください!

明日は、吉田先生がモチベーションについて話してくれます!

この時期にモチベーションを保つことはとても難しいことだと思います。ぜひ読んでみてください!

                            

 

2021年 9月 18日 間違いを恐れるな!

お久しぶりです。

青山学院大学経営学部、安藤拓真です。

 

 

さて、今回お話しするものは、「志望校別単元ジャンル演習」についてです!

 

まだ始まっていない生徒もいると思いますが、早急に、共通テスト5年2次私大5年を達成し、始めれるように頑張りましょう!!

 

もう始めてる生徒はご存知かもしれませんが、パネルに表示されているレベルは変動します!

例えば、今の自分の実力から志望校に相当する実力に達するまでに差がある場合はもちろんクリアするごとにレベルが上がります。

これは逆も然りです。

自分の実力がそのパネルのレベルに相当しない場合、(そのパネルでの問題を全く解けないなど)下のレベルに移動してもう一度スタートします。

 

しかし、だからと言って

レベルが落ちるのがいやだからやらない

これは大きな間違いです。むしろラッキーなことです!志望校への近道をAIが導き出し弱点を克服していくのがこの講座ですが、そのAIが見逃していたところが自分の演習で見つかった、しかもそれに特化した問題をたくさん解くことができるのです。

 

志望校別単元ジャンル演習は自分の実力を演習を通してあげていくものです。なので全問正解で終わるわけがありません。間違いを通してバンバン弱点を克服していきましょう!!!

 

今回のブログはここまでです。最後までお付き合いくださりありがとうございます。

 

次回の担当は〜

大森先生です!!

                   

 

2021年 9月 17日 定期テスト対策っていつから?

こんにちは!早稲田大学文化構想学部2年の奥です!!!

最近は空気がカラッとしてきて、秋の訪れを感じますね?芋栗かぼちゃ…などなど私の好きな食べ物が店頭に並ぶ季節がやってきてとても嬉しいです!

そんな今の季節!食欲の秋でもありますが、勉強の秋でもありますね?そうです、いくつかの学校では定期テストがやってくる時期だと思います!!!

なので、今日は定期テストと受験勉強の両立について、お話ししていきたいと思います〜!

突然ですが皆さん、定期テスト対策っていつからだと思いますか?

1週間前?3週間前?

いえいえ、遅いです。

授業を受けているその時から!定期テストを意識しましょう!!!

とりあえず授業を受けて、復習や暗記を定期テスト前まで溜めてしまい、1週間前に焦る、、、?なんて悩みを持つ方も多いでしょう。私もそうでした?

ですが、

①授業内で理解出来るよう集中する

②1週間単位で復習を調整する

この2点を気をつけるだけでだいぶ変わりました!以下補足です!

①授業内で理解出来るよう集中する

これ、当たり前かもしれませんがとても大事です!過去の私はどうしてもボーッとしちゃう…寝ちゃう…状態で、授業中に説明を聞き逃してしまう事が多かったです。なので、定期テスト前になると、そこの理解からやり直さないといけなくなるのです、、、部活もやっていて時間がないのに、こんな非効率な事をするメリットないですよね。

なので!ある程度授業中に完結させられるように集中しましょう!具体的には、ノートを色分けしてまとめながら書く、プリント授業でも眠くならないようにひたすら手を動かす、ことを意識していました?授業内容に関連した絵を描くのも、意外と印象に残るので良いかもしれないですね。

②1週間単位で復習を調整する

①を意識していても、どうしても理解しきれない部分や授業を受けただけだと忘れてしまう事が沢山あると思います。ただ、それを曖昧なままにしているとズルズル溜まって定期テスト前に苦しむ事になります。

なので!溜まった復習を清算する期限を設けましょう!ここでは1週間と書きましたが、このままじゃなくてもいいです。ズルズルと溜め込まないように管理することが大事です。

以上!我流の両立方法でした!

学校の授業で学習する範囲は、受験で必要な範囲と同義です。受験に直結するのです。これを雑にしていい理由はありません。

定期テストも受験勉強も頑張って、実りある秋にしましょう?

明日はいつもニコニコ素敵な安藤先生が志望校別単元ジャンル演習についてお話ししてくれます?お楽しみに〜!

                   

2021年 9月 16日 学びて時に之を習ふ。亦説(よろこ)ばしからずや 

お久しぶりです、こんにちは!東京大学大学院修士1年の留岡です!

この1、2週間でいきなり涼しくなり、金木犀の爽やかな甘い香りが街に漂い始めの訪れを感じさせますね。早いものでもう9月も半分終わってしまいました。時が経つのが早すぎる、、、

最初に最近読んで面白かった本と聞いててよかった曲を紹介させてください。

まずは2009年に夭逝した日本が世界に誇る偉大なSF作家 伊藤計劃 (いとうけいかく)ハーモニーというSF小説です。

ハーモニー

あらすじは ”21世紀後半、〈大災禍(ザ・メイルストロム)〉と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類は大規模な福祉厚生社会を築きあげていた。医療分子の発達で病気がほぼ放逐され、見せかけの優しさや倫理が横溢する“ユートピア”。そんな社会に倦んだ3人の少女は餓死することを選択した--それから13年。死ねなかった少女・霧慧トァンは、世界を襲う大混乱の陰に、ただひとり死んだはすの少女の影を見る--『虐殺器官』の著者が描く、ユートピアの臨界点。” (裏表紙より引用) というものです。

人間の意思・意識がなぜ存在するのかということや理想的な社会とはどうあるべきかということを考えさせられました。なかなか重いテーマで、ここではとても語り尽くせませんが素晴らしい物語なのでおすすめです!

もう一つ、最近お気に入りの音楽も紹介させてください。東京事変「緑酒」という曲です。

爽快でアップテンポなメロディーが耳に残り好きになったのですが、歌詞をちゃんと読んでみると東京事変から今の社会へ向けられた強いメッセージを感じて2回感動しました。是非歌詞も読んでその奥にあるメッセージを考察してみてください。

ちなみにタイトルの緑酒紅灯緑酒という四字熟語から来ていて、その意味は

“こうとう-りょくしゅ【紅灯緑酒】 歓楽街・繁華街の華やかなことの形容。また、歓楽と飽食の享楽生活のたとえ。▽「紅灯」はあかいともしび。繁華街などの華やかな明かりをいう。「緑酒」は緑色に澄んだ酒。質のよい美酒をいう。” (goo 辞書より引用) 

だそうです。(高校生にお酒の話をしてすみません、、、) 聞いてるとテンションが上がって元気になれる名曲なので皆さん聞いてみてください!

 

さて、前置きがかなり長くなりましたが、今日の本題は夏休み後どうやって勉強のモチベーションを保っていくかです。

夏休みが終わりここから秋に入るといわゆる冠模試(大学別の模試)がある人はかなり模試が多くなってくると思います。10・11月あたりは毎週のように模試を受けることになると思います。そうなるとこの秋から本番までは体感的な時間の流れは加速度的に早くなっていきます。そして、それがすぎるとあっという間に12月になり共通テスト対策で忙しくなり気づいたら1月の共通テスト、2月の入試本番などが押し寄せてきます。これは受験を体験しないとなかなかわからないと思いますが本当に早かったです。

そんな形で残り時間を意識して焦燥感が増す上に模試の点数などが客観的に出てくるとなかなかメンタルやモチベーションが不安定になっていくと思います。ここからはどうやってそのメンタル・モチベーションをキープするかも重要になってきます。

ここで質問です。皆さんは勉強は好きですか? なんのために勉強・受験をするのですか?

人によって答えは様々だと思いますが当たり前だけどどうせやるなら勉強を好きになった方がいいと思いませんか?

ここからは自分なりのこの問の答えを書いていこうと思います。

自分の受験生の頃のモチベーションの維持の仕方は(無理矢理にでも)勉強そのものを好きになるというものでした。

誰でも趣味はやってて楽しいし言われなくても何時間でもできますよね?なかなか難しいけど勉強もそんな感じに(少なくとも苦にならないくらいまでは)できればいいですよね。

例えば、科目ごとでは

英語を学べば世界で何十億人もの人とコミュニケーションが取れるようになり日本語しかわからないときよりも世界は異次元のように広くなります。他にも英語で本を読んだり話したりしている自分って少しかっこよく感じたりもしますよね笑

数学はわからない問題をうんうん考えて試行錯誤してみた末に綺麗に解けた時や新しい概念を思いついた時の感動は何ものにも変え難いです。そのような数学を使った科学により世の中のいろいろな現象が記述・理解できるというところが好きでした。時々NHKスペシャルの宇宙や素粒子の理論の回や数学の未解決問題の回を見てワクワクしていました。あと、数学が楽しい時は帰りの電車や歩いてる時に解けなかった問題について考えていたりしました。

国語、これが一番自分の中では問題だったのですが、現代文の評論では抽象度が高い議論や思考をできるようになることやこれまで自分が思いつかなかったような考え方を知ることができるという点、小説は単純に文章が好きでした。古文と漢文は昔の人たちの考えや物語、格言などを知れて教養が上がるというところが好きでした。(漢文は割と楽しく読めたので好きでしたが、正直なところ古文はずっと苦手で一番の課題でした。)

ちなみに今回のブログのタイトルは論語・学而の有名な一節です。(漢文の教科書でやりましたよね?) 意味としては学んだことを復習して身につけることの喜びを語ってます。(今回はちょっと調子に乗ってブログのタイトルに漢文の一節を使わせてもらいました。)

と、だいたいこのような感じで自分を自分でモチベートしてました。

ただ、実際これで勉強大好きになれたら苦労はしませんよね?

大事なのは何回も何回も繰り返し自分に言い聞かせることだと思います。要は自己暗示ですね笑。正直この手法の科学的根拠はわからないのでみんなができるかは疑問ですが、自分はこの方法で何年も自分に言い聞かせ続けてなんとか受験を乗り切りました。

その考え方が幸いしてか今は大学院で研究をしています。意識や生命がどのようにして生まれるかということについて考えていて勉強をしています。ただの分子や細胞の塊に過ぎない人間や動物の身体に意識という現象が起こるのはとても不思議でそのメカニズムがもし科学的に証明できたらと思うととてもワクワクします!

冒頭で紹介したハーモニーという小説はそのような意思・意識のメカニズムについても重要なテーマになっていて興味深かったです。

まだまだ研究ではわからない・知らないことだらけでたくさん勉強しなければいけないことばかりでなかなか思うようには進みませんが、今の自分の基礎として受験勉強の内容が役に立っていることは間違い無いです!

そんな感じで勉強を遊びのように楽しめるマインドを少しでも持ってもらえたら嬉しいです。

 

あともう一つ、根拠がなくてもとにかく自信を持つことが重要だと思います。ここからは今ちょっと自信をなくしている人に向けての話です。心理学にダニング=クルーガー効果という仮説があるそうです。

Dunning–Kruger Effect 01

( Wikimdeia Commons ,  File:Dunning–Kruger Effect 01.svgのページより転載)

この図は縦軸は自信、横軸はスキルの習熟度です。初心者ほど自身が過剰で少し学習が進むと自信は急落し、その後少しずつ上昇していくというものです。

あくまでこれは仮説で一般的に成り立つかはわかりませんが、このグラフから自分が受験生にお伝えしたいことが一つあります。

過去問や模試の結果に打ちのめされて自信を失ってませんか? 

そんな人は、これからもっと勉強をして点数を上げていかなければいけないことは確かですが、しっかりと努力を積みかせねているということは前向きに捉えて欲しいです。上を目指せば目指すほど競争相手のレベルは上がるのでなかなかがんばっても結果が出ず苦しい思いをすることが多くなると思います。しかし、苦しい思いをしているということは自分の弱さから逃げずに戦っている証拠だと思うので、そのことを忘れずがんばっている自分を褒めてあげてまた勇敢に次の問題に立ち向かって欲しいです。

受験勉強には基本的に答えがあるし試験で100%問題が解けなくても受かるので合格する人たちが最低限解けている問題がきちんと解けていれば合格できます。(それもなかなか大変だけど、、、)

問題集や過去問などの教材を終わらせる(=”こなす”)ことが自己目的化していませんか?

受験において一番大事なのは“本番の試験で合格最低点を超える”ことです。シンプルに考えればこれだけのことです。(例えばサッカーなら勝つために根本的に必要なのは難しい戦略ではなく相手よりも多くゴールにボールを入れるというようなことです。)

もちろんそのためにやるべきことはたくさんあるし、時間は相当かかるし、実際やるのは大変ですがこの“原点”を絶対に忘れないでください。やることが多いほど、残り時間が少なくなるほど問題や教材を“こなす”ことが目的になりやすいと思います。

本番の試験の点数を最大化するために分野ごとに優先順位を決めて、それが高いところから基礎事項をしっかり固めて確実に試験で解ける問題を増やす。これをコツコツ積み重ねることに尽きると思います。

なんか当たり前のことしか言っていないなと自分でも思いますが、その当たり前のこともしっかり継続することが難しいし重要なのだと思います。

 

さて、長くなりましたがここからは自分との戦いになると思います。コロナも相まって非常に難しい時期ですが困ったこと、心配なことなどがあったらあまり抱え込まずにすぐに担任や担任助手に相談しましょう!

残りあと半年弱、悔いなく全力で駆け抜けよう!!!

明日は受験生時代はスマートで誰よりも努力家で、今ではクールだけど生徒愛溢れる奥 遥奈先生が受験勉強と定期テストの両立方法を話してくれます。皆さん要チェックです!