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2024年 4月 27日 過去問について

こんにちは!慶應義塾大学文学部の鈴木です!

この春から2年生になりました。大学では無事希望の専攻に進むことができ、授業内容も急激に専門的な内容に変わって刺激を受ける毎日です。今年からキャンパスが日吉から三田に変わり通学も新鮮なものになりました。

 

さて、今日は「夏から過去問を始めるために何をすべきか」ということについてお話しようと思います。

そもそもなぜ夏から過去問を始めなければならないのでしょうか?

 

今回は私が私立文系区分で受験をしたので、私立文系に焦点を当ててお話します。

私立文系の受験の特徴として挙げられるのが、受験科目が少ないという点と他の区分に比べて受験校が多いという点です。受験する学校が多いということはその分対策しなければならない量が増えることは一目瞭然でしょう。私文は受験科目数が少ない分一見楽そうに見えてしまいますが、実際は大学毎、学部毎に問題の傾向が全く異なるため、芋づる式での入試対策ができずかなり難しいというのが事実です。そのため自分が受験する予定の大学の過去問全てをしっかり対策するには、膨大な量の過去問演習をしなければならないことに間違いはありません。

このような理由があるため、大量の過去問対策をするためには必然的にたくさんの時間が必要になってきます。こういった点で早期に過去問演習を開始することが重要になってくるのです。

ここで1番伝えたいことは夏、とりわけ夏前の6月から共通テストの過去問は開始させようという点です。そもそもの過去問演習量を多く取るためには早く始めればそれだけ過去問に割ける時間が増えます。実際私も6月から共通テストの過去問を始め、7月からは第1志望の過去問を解き始めていました。経験談から言うと、この時期から過去問を始めれば8月末には共通テストと第1志望校の過去問に関しては10年ずつ終わらせることが可能です。そして併願校の対策に割ける時間も圧倒的に増やすことができるようになります。

ただ、この早くから過去問を始めることについて、6月なんてまだ過去問解ける力が付いてないから解けない、解きたくないという声がよく上がります。確かにそう思うのは無理もないかもしれません。しかしそこで無理だと諦め後回しにするのではなく、まだ4月の今、何をすべきかを考えていくべきではないでしょうか。

6月までまだ1か月以上があります。それまでに受講を終わらせたり、基礎や苦手分野の穴埋めをしたり、より発展的なことを学んだりまだまだできることはあります。高校3年生の皆さんは受験本番まで1年もありません。6月までのこの期間、全力で最後の基礎固めができると思います。この時期の踏ん張りが受験結果に影響を与えるといって間違いはないでしょう。

6月になる前までに自分に何が必要か、何をすべきか、ぜひ今一度考えてみてくださいね!

 

明日は廣瀬先生です!お楽しみに~~