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2024年 2月 18日 私の夢・志

こんにちは!明治大学情報コミュニケーション学部2年の楢山です。

二年生が終わり春休み到来!ということで内心焦っています。。

というのも大学生活が半分終わりこれからは将来について考えなければいけない時期に差し掛かったからです。

就職セミナーやインターンシップなどの参加の広告がメールに届くことも多くなりました。

さて就職活動をするにあたって夢や志というものは非常に大切なことになります。

このブログで私の夢・志を少し語らせてもらおうと思います。

 

まず私の志は「他人の生きる希望を創出する」である。

具体的な手段としては本や映画などのフィクション作品を作ることを考えている。

 

私は小さいころから本、とりわけ小説が好きだった。

おじいちゃんからの誕生日プレゼントは絶対に子供文庫であったし、高校生でバイトをして初給料で買ったのも伊坂幸太郎の「逆ソクラテス」だった。

なぜ本が好きかというと自分が別世界で生きているように感じるからであり、現実世界のちょっと嫌だったことくらいならばすぐに忘れることができるからである。

 

そんな私は高校生の頃に一度だけ本気で死にたいと思ったことがあった。

それは人間関係が自分の中ではうまくいかず、他人の嫌な部分が目につき嫌悪し、

そんなことを考える自分にも嫌気がさしたときにふと終わらせたら楽になるんじゃないかと思ったときだった。

しかしそんな私の気持ちを押しとどめたのは伊坂幸太郎の新作を読むというある種の希望だったのである。

そんな馬鹿な、と思う人もいるだろう。しかし本当なのだ。

私は伊坂幸太郎というあったことのない人の紡ぎ出す言葉に感情を揺さぶられ、またその言葉を感じたいと思い生きることを選択した。

ここで私は何言なく読んでいる本や見ている映画には人々を魅了するだけではなく、背中を押したり思いとどまらせたりする大きな力を持っているのではないかと感じた。

そしてそんな物語の制作に私が関わり高校生時の私の様な人間を一人でも多く救いたいと考えるようになった。

ここが私の志の原点である。

 

令和3年度の自殺者数は21,007人であり、自殺の多くは多様かつ複合的な原因及び背景を有しており、様々な要因が連鎖する中で起きているらしい。

その多様で複合的な要因の一つでもいいから自分の作品で潰すことができたら助かる人が1人でも増えるかもしれない。

多くの絶望の中で生きる希望を失ったと感じて自分の未来を閉ざすことほど悲しいことはないと私は感じる。

辛い時間は一生続くわけがないし、いつか報われる日が来る。ただ生きてさえいれば。

だから少しでもつらいと思っている人たちの希望となって生きる理由になりたいと私は強く思う。

 

ここまでが志であるがつぎにそれを実現するために私はどうしたらいいのかを考えた。

最初に思い付いたのは小説家や脚本家になるという事だった。

高校生の私は早速試してみた。が結果は上記の文章をお読みの人ならわかる通り私には文才が無かったのだ。

語彙が少なく、文章に面白みを持たせるのが絶望的に下手。小説家は早々に方法として除外した。

次に出版社や映画会社に就職し、編集者やプロデューサーとして活躍するのはどうかと考えた。

これならまだ希望はある。狭き門だが頑張り次第で何とかなる。そう思い私は今そちらの方の職種で就職を検討している。

私は正直手段に関してはどうでも良くて、自分が「他人の生きる希望を創出する」事ができれば良い。

 

とまぁこんな風にかっこよく書いてみたつもりなんですけどやはり文才が、、、泣

何にしても目標を持つことはその人の潜在能力の発揮に繋がります。無理だと思ってもまずは挑戦をしてみて下さい!

これで今日のブログは終わり!!!!