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2021年 9月 17日 定期テスト対策っていつから?
こんにちは!早稲田大学文化構想学部2年の奥です!!!
最近は空気がカラッとしてきて、秋の訪れを感じますね?芋栗かぼちゃ…などなど私の好きな食べ物が店頭に並ぶ季節がやってきてとても嬉しいです!
そんな今の季節!食欲の秋でもありますが、勉強の秋でもありますね?そうです、いくつかの学校では定期テストがやってくる時期だと思います!!!
なので、今日は定期テストと受験勉強の両立について、お話ししていきたいと思います〜!
突然ですが皆さん、定期テスト対策っていつからだと思いますか?
1週間前?3週間前?
いえいえ、遅いです。
授業を受けているその時から!定期テストを意識しましょう!!!
とりあえず授業を受けて、復習や暗記を定期テスト前まで溜めてしまい、1週間前に焦る、、、?なんて悩みを持つ方も多いでしょう。私もそうでした?
ですが、
①授業内で理解出来るよう集中する
②1週間単位で復習を調整する
この2点を気をつけるだけでだいぶ変わりました!以下補足です!
①授業内で理解出来るよう集中する
これ、当たり前かもしれませんがとても大事です!過去の私はどうしてもボーッとしちゃう…寝ちゃう…状態で、授業中に説明を聞き逃してしまう事が多かったです。なので、定期テスト前になると、そこの理解からやり直さないといけなくなるのです、、、部活もやっていて時間がないのに、こんな非効率な事をするメリットないですよね。
なので!ある程度授業中に完結させられるように集中しましょう!具体的には、ノートを色分けしてまとめながら書く、プリント授業でも眠くならないようにひたすら手を動かす、ことを意識していました?授業内容に関連した絵を描くのも、意外と印象に残るので良いかもしれないですね。
②1週間単位で復習を調整する
①を意識していても、どうしても理解しきれない部分や授業を受けただけだと忘れてしまう事が沢山あると思います。ただ、それを曖昧なままにしているとズルズル溜まって定期テスト前に苦しむ事になります。
なので!溜まった復習を清算する期限を設けましょう!ここでは1週間と書きましたが、このままじゃなくてもいいです。ズルズルと溜め込まないように管理することが大事です。
以上!我流の両立方法でした!
学校の授業で学習する範囲は、受験で必要な範囲と同義です。受験に直結するのです。これを雑にしていい理由はありません。
定期テストも受験勉強も頑張って、実りある秋にしましょう?
明日はいつもニコニコ素敵な安藤先生が志望校別単元ジャンル演習についてお話ししてくれます?お楽しみに〜!
2021年 9月 16日 学びて時に之を習ふ。亦説(よろこ)ばしからずや
お久しぶりです、こんにちは!東京大学大学院修士1年の留岡です!
この1、2週間でいきなり涼しくなり、金木犀の爽やかな甘い香りが街に漂い始め秋の訪れを感じさせますね。早いものでもう9月も半分終わってしまいました。時が経つのが早すぎる、、、
最初に最近読んで面白かった本と聞いててよかった曲を紹介させてください。
まずは2009年に夭逝した日本が世界に誇る偉大なSF作家 伊藤計劃 (いとうけいかく)の「ハーモニー」というSF小説です。
あらすじは ”21世紀後半、〈大災禍(ザ・メイルストロム)〉と呼ばれる世界的な混乱を経て、人類は大規模な福祉厚生社会を築きあげていた。医療分子の発達で病気がほぼ放逐され、見せかけの優しさや倫理が横溢する“ユートピア”。そんな社会に倦んだ3人の少女は餓死することを選択した--それから13年。死ねなかった少女・霧慧トァンは、世界を襲う大混乱の陰に、ただひとり死んだはすの少女の影を見る--『虐殺器官』の著者が描く、ユートピアの臨界点。” (裏表紙より引用) というものです。
人間の意思・意識がなぜ存在するのかということや理想的な社会とはどうあるべきかということを考えさせられました。なかなか重いテーマで、ここではとても語り尽くせませんが素晴らしい物語なのでおすすめです!
もう一つ、最近お気に入りの音楽も紹介させてください。東京事変の「緑酒」という曲です。
爽快でアップテンポなメロディーが耳に残り好きになったのですが、歌詞をちゃんと読んでみると東京事変から今の社会へ向けられた強いメッセージを感じて2回感動しました。是非歌詞も読んでその奥にあるメッセージを考察してみてください。
ちなみにタイトルの緑酒は紅灯緑酒という四字熟語から来ていて、その意味は
“こうとう-りょくしゅ【紅灯緑酒】 歓楽街・繁華街の華やかなことの形容。また、歓楽と飽食の享楽生活のたとえ。▽「紅灯」はあかいともしび。繁華街などの華やかな明かりをいう。「緑酒」は緑色に澄んだ酒。質のよい美酒をいう。” (goo 辞書より引用)
だそうです。(高校生にお酒の話をしてすみません、、、) 聞いてるとテンションが上がって元気になれる名曲なので皆さん聞いてみてください!
さて、前置きがかなり長くなりましたが、今日の本題は夏休み後どうやって勉強のモチベーションを保っていくかです。
夏休みが終わりここから秋に入るといわゆる冠模試(大学別の模試)がある人はかなり模試が多くなってくると思います。10・11月あたりは毎週のように模試を受けることになると思います。そうなるとこの秋から本番までは体感的な時間の流れは加速度的に早くなっていきます。そして、それがすぎるとあっという間に12月になり共通テスト対策で忙しくなり気づいたら1月の共通テスト、2月の入試本番などが押し寄せてきます。これは受験を体験しないとなかなかわからないと思いますが本当に早かったです。
そんな形で残り時間を意識して焦燥感が増す上に模試の点数などが客観的に出てくるとなかなかメンタルやモチベーションが不安定になっていくと思います。ここからはどうやってそのメンタル・モチベーションをキープするかも重要になってきます。
ここで質問です。皆さんは勉強は好きですか? なんのために勉強・受験をするのですか?
人によって答えは様々だと思いますが当たり前だけどどうせやるなら勉強を好きになった方がいいと思いませんか?
ここからは自分なりのこの問の答えを書いていこうと思います。
自分の受験生の頃のモチベーションの維持の仕方は(無理矢理にでも)勉強そのものを好きになるというものでした。
誰でも趣味はやってて楽しいし言われなくても何時間でもできますよね?なかなか難しいけど勉強もそんな感じに(少なくとも苦にならないくらいまでは)できればいいですよね。
例えば、科目ごとでは
英語を学べば世界で何十億人もの人とコミュニケーションが取れるようになり日本語しかわからないときよりも世界は異次元のように広くなります。他にも英語で本を読んだり話したりしている自分って少しかっこよく感じたりもしますよね笑
数学はわからない問題をうんうん考えて試行錯誤してみた末に綺麗に解けた時や新しい概念を思いついた時の感動は何ものにも変え難いです。そのような数学を使った科学により世の中のいろいろな現象が記述・理解できるというところが好きでした。時々NHKスペシャルの宇宙や素粒子の理論の回や数学の未解決問題の回を見てワクワクしていました。あと、数学が楽しい時は帰りの電車や歩いてる時に解けなかった問題について考えていたりしました。
国語、これが一番自分の中では問題だったのですが、現代文の評論では抽象度が高い議論や思考をできるようになることやこれまで自分が思いつかなかったような考え方を知ることができるという点、小説は単純に文章が好きでした。古文と漢文は昔の人たちの考えや物語、格言などを知れて教養が上がるというところが好きでした。(漢文は割と楽しく読めたので好きでしたが、正直なところ古文はずっと苦手で一番の課題でした。)
ちなみに今回のブログのタイトルは論語・学而の有名な一節です。(漢文の教科書でやりましたよね?) 意味としては学んだことを復習して身につけることの喜びを語ってます。(今回はちょっと調子に乗ってブログのタイトルに漢文の一節を使わせてもらいました。)
と、だいたいこのような感じで自分を自分でモチベートしてました。
ただ、実際これで勉強大好きになれたら苦労はしませんよね?
大事なのは何回も何回も繰り返し自分に言い聞かせることだと思います。要は自己暗示ですね笑。正直この手法の科学的根拠はわからないのでみんなができるかは疑問ですが、自分はこの方法で何年も自分に言い聞かせ続けてなんとか受験を乗り切りました。
その考え方が幸いしてか今は大学院で研究をしています。意識や生命がどのようにして生まれるかということについて考えていて勉強をしています。ただの分子や細胞の塊に過ぎない人間や動物の身体に意識という現象が起こるのはとても不思議でそのメカニズムがもし科学的に証明できたらと思うととてもワクワクします!
冒頭で紹介したハーモニーという小説はそのような意思・意識のメカニズムについても重要なテーマになっていて興味深かったです。
まだまだ研究ではわからない・知らないことだらけでたくさん勉強しなければいけないことばかりでなかなか思うようには進みませんが、今の自分の基礎として受験勉強の内容が役に立っていることは間違い無いです!
そんな感じで勉強を遊びのように楽しめるマインドを少しでも持ってもらえたら嬉しいです。
あともう一つ、根拠がなくてもとにかく自信を持つことが重要だと思います。ここからは今ちょっと自信をなくしている人に向けての話です。心理学にダニング=クルーガー効果という仮説があるそうです。
( Wikimdeia Commons , File:Dunning–Kruger Effect 01.svgのページより転載)
この図は縦軸は自信、横軸はスキルの習熟度です。初心者ほど自身が過剰で少し学習が進むと自信は急落し、その後少しずつ上昇していくというものです。
あくまでこれは仮説で一般的に成り立つかはわかりませんが、このグラフから自分が受験生にお伝えしたいことが一つあります。
過去問や模試の結果に打ちのめされて自信を失ってませんか?
そんな人は、これからもっと勉強をして点数を上げていかなければいけないことは確かですが、しっかりと努力を積みかせねているということは前向きに捉えて欲しいです。上を目指せば目指すほど競争相手のレベルは上がるのでなかなかがんばっても結果が出ず苦しい思いをすることが多くなると思います。しかし、苦しい思いをしているということは自分の弱さから逃げずに戦っている証拠だと思うので、そのことを忘れずがんばっている自分を褒めてあげてまた勇敢に次の問題に立ち向かって欲しいです。
受験勉強には基本的に答えがあるし試験で100%問題が解けなくても受かるので合格する人たちが最低限解けている問題がきちんと解けていれば合格できます。(それもなかなか大変だけど、、、)
問題集や過去問などの教材を終わらせる(=”こなす”)ことが自己目的化していませんか?
受験において一番大事なのは“本番の試験で合格最低点を超える”ことです。シンプルに考えればこれだけのことです。(例えばサッカーなら勝つために根本的に必要なのは難しい戦略ではなく相手よりも多くゴールにボールを入れるというようなことです。)
もちろんそのためにやるべきことはたくさんあるし、時間は相当かかるし、実際やるのは大変ですがこの“原点”を絶対に忘れないでください。やることが多いほど、残り時間が少なくなるほど問題や教材を“こなす”ことが目的になりやすいと思います。
本番の試験の点数を最大化するために分野ごとに優先順位を決めて、それが高いところから基礎事項をしっかり固めて確実に試験で解ける問題を増やす。これをコツコツ積み重ねることに尽きると思います。
なんか当たり前のことしか言っていないなと自分でも思いますが、その当たり前のこともしっかり継続することが難しいし重要なのだと思います。
さて、長くなりましたがここからは自分との戦いになると思います。コロナも相まって非常に難しい時期ですが困ったこと、心配なことなどがあったらあまり抱え込まずにすぐに担任や担任助手に相談しましょう!
残りあと半年弱、悔いなく全力で駆け抜けよう!!!
明日は受験生時代はスマートで誰よりも努力家で、今ではクールだけど生徒愛溢れる奥 遥奈先生が受験勉強と定期テストの両立方法を話してくれます。皆さん要チェックです!
2021年 9月 15日 やれることやってる?
こんにちは!東京農工大学工学部生命工学科2年の早川凜太朗です!
9月も半分が終わってしまいました!受験生の皆さんは勉強捗っているでしょうか?
今はなかなか辛い時期ですよね…
焦りばかりが生まれてくる時期だとは思いますがまだまだやれることはたくさんです!
そのうちの1つが今日のテーマです!
今日のテーマは
「志望校別単元ジャンル別演習」
についてです!
通称「単ジャン」というやつですね!(呼びやすいのでここからは「単ジャン」と呼びますね!)
これまでも色々な担任助手が書いてくれているので参考にしてください!
自分は受験生時代、「大切にしていたこと」と「復習について」お話しようと思います!
自分はこの「単ジャン」にすごいお世話になりました!
7月の終わりまで部活をやっていた自分は10月の中旬ごろからやっと「こいつ」が使えるようになりました
(共通テストの過去問が10年分終わってなかったんですね…皆さんはマネしないように)
その時にAIが弱点克服に必要と言ってきた問題数は
「1700問以上」
もういじめですよね…ほんとに諦めようかと思いました
担任の先生から「終わらなくてもいいからやってみな」と言われて始めてみたのがスタートですかね
それから毎日のように進めて最終的には727問?解きました!ただ終わらなかったんですけどね
(たしか数学は解く問題が無くなっちゃった気がします)
「単ジャン」を解くときに大切にしていたのは
「隙間でやること」
と
「時間を気にせず考えること」
の2つです!
過去問との大きな違いは「大問毎」になっているところです
なので過去問ほど大きな時間を確保しなくても解くことができるんです!
このメリットはぜひ使いたいところですね!
もう1つも過去問ではできないところですね!
「単ジャン」は自分が苦手なところの問題を出してくれます!
その中にはこれまで嫌いだから逃げ続けていた
「科目」
「分野」
があるはずです!
「単ジャン」は逃げ続けていた「科目」「分野」に向き合う最後のチャンスだと思います!
AIの指示通り演習を続ければ苦手に向かい合うことができるはずです
時間はかかるかもしれませんが後悔しないためにも演習し続けることが大切ですね!
復習については正直、普通の問題演習の復習と変わりません!
自分は「間違えた問題」と「珍しい題材の問題」はノートにまとめていました!
(普段解かない大学の過去問には珍しい題材の問題もあるんです)
ちゃんと演習して復習すればノートも全科目で20冊くらいにはなるはずです!
いいお守りになると思いますよ
久しぶりに長く書いてしまいました…
気になることがあったら校舎で見かけたときに聞いてください!
昔ほどは校舎にいませんがほとほどいるはずです
受験生はここからとにかく時間がありません!
(生徒とスケジュールの話をしているといつも思います)
今日を無駄にしないように最大限の努力を!
横浜校担任助手 早川凜太朗
明日は留岡先生のブログです!
2021年 9月 14日 赤本ノートと、日本史と、小論と
こんにちは!
慶應義塾大学文学部の田尾穂乃佳です。
今日9月14日は食いしん坊の日だそうです。私は豚骨ラーメンが食べたいなぁと思っています?
5ヶ月後の今頃高校3年生は入試真っ只中ですね、、
ここからまだまだ一緒に頑張っていきましょう!
ということで!
今日は私大の過去問の復習法についてお話ししたいと思います!
その中でも特に
!!!赤本ノートの作り方!!!
に重きを置いて話を進めていきますね!!
みなさんは作ってますか??赤本ノート!!!
私が赤本ノートを作る際にこだわっていたことは
① つぎに過去問演習をするときからすぐに活かせるような点を書き出す
② 安定して点数を取るための策を立てる
③ 自分がいますべきこと、自分の弱点を見出す
の3つです!!
1つ目は、
各大問の対策や、
今まで解いた分をふまえて出やすい分野等の分析、
解説授業をふまえて意識すべきだと感じた点
などなどを書き出していました。
2つ目は、
具体的な戦略や時間配分について考えていました。
どの大問で点をしっかり取るか等も考えたりしていました。
3つ目は言わずもがなですね!
過去問をふまえて
インプットが足りないと感じたところや
確認をしておいた点
をピックアップして、あれを見直そう、これをやろうと決めていました。
こんな感じです!↓↓
校舎の受付に合格した先輩たちの赤本ノートがたくさん置いてあります!!書き方に悩んだら是非参考にしてみてくださいね?!
そして、私は日本史選択かつ当時日本史が得意科目だったので復習にもこだわっていました。
最初はたくさんノートに切り貼りをしていたのですが、
どうしてもその時間がもったいない!!と感じたので、
問題冊子を片面印刷にしたものに穴を開けてファイリングしていました。
演習をしていると、
ここの流れが曖昧だな! とか、
いつもここで間違えてしまう!!
というのが大体わかるようになります。
私はそこに特化してノートにまとめ、
他は資料集・教科書等のチェック、一問一答への書き込みをしていました。
限られた時間を有効に使うために、いろいろと工夫してみてくださいね!
小論文の復習について興味がある人がいるかもしれないので少しだけ書いておきます☺️
小論文は過去問を自力で解く!
→解説授業見る!
→添削された答案を見直す!
→それをふまえて書き直し!!
の繰り返しでした!
私は高校で「小論はリライトした時が1番伸びる!」と言われていたのですが、
本当にその通りだと思っています。
書き直しの際に、どの情報を盛り込まなければならないのかや、
減点のポイントを意識することで、
初見の文章でもなんとなく「大学が求める解答」を予想できるようになります!
根気よく向き合ってあげてください!!!
明日のブログは志望校単元ジャンル別演習(通称単ジャン)をフル活用していた早川先生が単ジャンの使いこなし方を教えてくれます!!!
見逃せないですね!!!!!
2021年 9月 13日 モチベーションってなに?
こんにちは!
法政大学理工学部の阿部拓巳です!!
最近は天気もあまり良くなく、過ごしにくい日々が続いていますがいかがお過ごしてしょうか。
もう共通テストまで4ヶ月ちょっとですよね。自身の経験からするにこっから本当にあっという間に月日が流れ、いつの間にか高校を卒業していますよ。
では残り時間がもう少なくなってきている今現在、自分に嘘偽りなく頑張っているよと胸を張っていえる人たちがどのくらいいるのでしょうか。
正直、最近天気も悪いしなんか体調もすぐれない気がするし。
何かと理由をつけて手を抜いてしまっている人も少なくないのではと思います。
その中にはこう言う人がいるかもしれません。
「夏休み終わってからモチベーションが下がってしまって…」
ほうほう、モチベーションね。
まあいつまでもそんなことは言ってられません。今回はそんな方達に向けてモチベーションについて書いていきたいと思います。
みなさんに聞きますが、そもそもモチベーションってなんですか?
辞書で引いてみると次の二つの意味が出てきます。
①動機を与えること。動機付け
②物事を行うにあたっての、意欲・やる気。または、動因・刺激。
この意味から察するに、動機を与えることと与えられる意味が含まれていることがわかりますね。
結局モチベーションとは、行動の原因であり、その結果として行動が促されるものということです。
ではここで一つ例をあげましょう。
母親「お小遣いあげるから、おつかいに行ってきてちょうだい。」
息子「(近所のスーパーに買い物行くだけでお駄賃もらえる、嬉しい。)なにを買ってくればいい?」
嬉々とした気持ちでおつかいに息子は出かけるのが想像できるのではないでしょうか。
結局この例で言いたいことは、お駄賃が行動を起こした直接的な原因であるように見えるかもしれないけど、息子がおつかいに行こうという状態に変化しない限り、その行動は起きないと言うことです。
自分がする行動には、
①行動を起こす原因となる刺激(上記の例題とお小遣い)②それを受け脳や体内が変化を起こし③行動につながる
の3つの段階があります。
これらを踏まえると、①の行動を起こす原因となる刺激とは、受験生にとってはどういったものになるでしょうか。
例えば、いきたい大学に通っている自分を想像するなどのプラスの刺激もあれば、その大学に行くことができなかった場合を想像するなどのマイナスの刺激もあると思います。
どんな種の刺激であれ、これは一つと断定することができるものではなく、人によって異なるでしょう。
今一度自分について見つめ直すなんてことも時間をかけ過ぎないのであればいいのではないかと思います。
それでもなお自分でモチベーションにつながる刺激なんて思いつかない。そんな人はモチベーションを与えてもらえばいいのです。
一番効果的なのは、やはり校舎に来ることでしょう。
校舎には同じ第一志望校合格に向かって走り続けている方々がたくさんいます。
そういった人たちとともに刺激を与え合いながら勉強を続けていく。とてもいいことではありませんか。
結局モチベーションっていうものは、なにかしらの刺激があって成り立つものです。
悩んでいるだけではなにも解決しません。モチベーションが下がってしまっている人は、まずはどんなことを想像すれば頑張れるのか考えるなり、校舎に来るなり、下がってしまっているモチベーションを改善できるような行動を起こすことを約束してください。
Without haste but without rest ~急がず、ただ休まずに~
明日は過去問復習方法について田尾先生が書いてくださいます。
お楽しみに!