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2023年 9月 4日 巷で話題?電気通信大学に密着!

こんにちは。白石人生です。

大学生の夏休みも残り半分、もう9月になってしまいました。

長期休みは、前半よりも後半の方が短く感じるというのは周知かもしれませんが、僕の今年の夏休みは前半でさえかなり早く過ぎてしまいました。

これは後半なんて休みを感じている暇さえないのではと、ちょっとした危機感を覚えています。

 

そんな大学生の話は置いておいて、高校生の皆様はもう学校が始まった方も多いのではないでしょうか。

夏休みが終わってしまった今、受験において、ここからの身の振り方はかなり大事になってきます。

少ない時間で大学合格への道をよりたくさん進んでいくためには、やはり志望の大学に沿った勉強をする必要があり、今志望校が決まっていない方は少しでも早く行きたいと思える大学を決めることが重要になってきます。

 

ということで、まだ志望校の決まっていない迷える受験生の皆様に向けて、皆様の需要にお応えできているか不安でしょうがないですが、私の大学である「電気通信大学」を紹介しようと思います。

 

電気通信大学

The University of  Electro-Communications

 

・立地

素敵な大学生活、俗にいう”キャンパスライフ”を送るためには、立地の条件は妥協できませんね。

電気通信大学は調布駅から徒歩で約7分の場所にキャンパスがあり、大学のキャンパスはこの場所のみとなっています。所謂ワンキャンパスですね。

これで一人暮らしをするにしても、電気通信大学に通っている間は引っ越しの必要はなしです。

東京23区外ではありますが、調布駅から都心へのアクセスは非常によく、調布駅周辺もかなり賑わっているので、立地は良いと言えると思います。

そんなわけで、ここには素晴らしいキャンパスライフがあるかもしれません。笑

・創立

1918年(大正7)に無線通信技術者の養成機関として創設された社会法人がその起源と言われています。

その後1949年(昭和24)に国立学校設置法施行によって新制大学として開学したそうです。なんか凄そうですね。

・学部と大学院

もちろん、大学とは遊ぶ場所ではないですから、入学後の進路には慎重にならなければなりません。

電気通信大学の学部は大きく3つに分けられていて、Ⅰ類(情報系)Ⅱ類(融合系)Ⅲ類(理工系)と名前が付けられています。

そこから、以下の図にあるように各教育プログラムへと進んで、大学院では自身の研究したい専攻へと進むイメージです。

実は化学生命工学みたいなプログラムもあり、生命系も学べるといった具合にかなり幅広い学術プログラムが提供されていたりします。

(電気通信大学ホームページ/情報理工学域│学域(学部)・大学院│電気通信大学 (uec.ac.jp)より)

(*図は去年のもので、現在は一年次から類分けがされており入試では志望ごとに難易度が違います。)

・研究活動

電気通信大学は、情報通信技術、電子工学、情報学、通信工学などの様々な分野で優れた行っています。

特に、通信技術、人工知能、ロボティクス、情報セキュリティなどの分野では国際的に高い評価を頂いており、総合的に見てもレベルの高い研究を行っていると言えるでしょう。

とのことです。ここら辺は僕はまだ触れていないので、実際には何も感じていないところなのですが、将来楽しみです。

・就職

気持ちは大学のその先へ!

大学卒業後の進路は誰もが気にするところです。これで人生が(少しだけ)決まると言っても過言ではないですからね!

電気通信大学の生徒は基本的に(約七割)大学院に進学するのですが、残りの約三割は就職します。

ここでびっくり情報なんですが、2022年有名企業400社実就職率ランキング(大学通信オンラインより)によると

回答のあった555大学の中では電気通信大学は第7位だそう。

国公立の中だと第4位です。いや凄いな。

主な就職先は以下画像を参考にしてください。

(電気通信大学ホームページ/主な就職先│電気通信大学 (uec.ac.jp)より)

・入試

電気通信大学の大学入学共通テストの得点率の目安は73~78%です。

2023年の入試科目や入学倍率は以下のようになります。

ー前期日程ー

共通テスト:450点満点【国語(現古漢)、数学(ⅠAⅡB)、英語(RL)、物理、化学、地歴公民】

個別試験:450点満点【数学、物理、化学、英語】

入学倍率:3.3倍

ー後期日程ー

共通テスト:300点満点【国語(現古漢)、数学(ⅠAⅡB)、英語(RL)、物理、化学、地歴公民】

個別試験:600点満点【数学、物理、化学、英語】

入学倍率:8.2倍

後期試験では前期に東京一工や旧帝大を受けた受験生の出願が多いため難易度はその分高くなりますが、前期試験ではそこまで熾烈な争いにはならないそうです。

・有名人

  1. 奥寺健(アナウンサー)
  2. 加藤成史(アナウンサー)
  3. 久夛良木健(元ソニー・コンピュータエンタテインメント社長)
  4. 市川洋介(俳優)
  5. 松本英彦(テナーサックス奏者)
  6. 新田次郎(小説家)
  7. 石田祝稔(衆議院議員)
  8. 相賀真理子(アナウンサー)
  9. 大西裕之(元バスケットボール選手)
  10. 中村光一(ゲームクリエイター)
  11. 天野建(元山梨県知事)
  12. 飯島澄男(物理学者)
  13. 江草天仁(漫画家)
  14. 川崎寛司(アナウンサー)
  15. 高橋淳之(アナウンサー)
  16. 片山圭一朗(フライトホールディングス 代表取締役社長)
  17. 山本 正喜(Chatwork株式会社CEO)
  18. 東志保(LilyMedTech代表取締役CEO)

この中でも久多良木健さんは、皆が知っているであろうPS(プレイステーション)の生みの親というから驚きが隠せないです。

そういえば、大学にプレステの服を一式そろえて着ていた人がいたな。。。

さらに中村光一さんもゲーム好きなら見逃せない名前ですね。

 

さて、ここまで電気通信大学について紹介してきましたが、どうでしたかね。

これが皆様の選択の一助となっていただけたなら幸いです。

 

どこに書けば良いか分からなくて一番最後になってしまいましたが、電気通信大学の女子学生率は一割もいません。

入学式に学長が女子学生に向けて「入学してくれてありがとうございます」と頭を下げた時、僕はその深刻さに気付きました。

どうか、リケジョの皆様方、電気通信大学をよろしくお願いします。

 

さて、本日の話はここまでにしておきます。

次回は廣瀬先生が「併願校の決め方」をテーマに一筆したためてくださるそうで、楽しみですね。

次回「併願校どう決める?」