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2023年 4月 20日 夏が近づいてきましたああ!!!!
こんにちは慶應大学の2年の小林航生です!!!!
最近ちょっとずつ熱くなってきて、半袖が必要になってきましたね。夏ですね。
夏と言ったら何を思い浮かぶでしょうか。僕はスイカですね。あの水水しいスイカを、風鈴が鳴り響くおばあちゃん家の廊下で扇風機に当たりながら、庭に向けて足をブランとしながら、タオルを肩に置きながら、かぶり付くというのが夢です。
さあ夏といえば受験生にとっては勝負の期間。「受験の天王山」と呼ばれますね。ではその夏に向けてやらなければいけない事を紹介したいと思います!!
1、基礎を完璧にすること。
夏休みに入ると共通テストや2次試験の過去問を解き始めるのが理想ですので、今しなきゃいけない事は基礎を完璧にする事です。英語であれば、単語の復習、熟語の復習、文法の復習をしましょう。できていると思っていても意外とできてない部分が多いので、確認しましょう!!数学であれば苦手な分野を見つけ、教科書や参考書を使って理解度を向上させる努力をしましょう。先ほども言った通り夏休みは過去問を解くのがメインになるので、参考書などは夏前に終わらせられるのは終わらせましょう!!!!
2、過去問題集を解く:基本的には夏休み期間に解きますが、解ける人は早速今から始めましょう!!過去問を解くことによって、受験に必要な知識を身に付けるだけでなく、実際の試験形式や出題傾向を知ることができます。これにより、試験当日の緊張を軽減し、自信を持って解答できるようになります!!!また過去問は入試直前まで解くことになるので、覚悟を決めといてください。
3、自己分析を行う:勉強の方もそうですが、自分の強みや弱み、興味や関心のある分野を明確にしておくことで、受験先の大学や学部を選択しましょう。過去問を選ぶにはまず大学を決めなければ話が始まりませんね、笑
4、読書をする:大学入試では、読解力や論理的思考力が求められることが多いです。夏休み中に多くの本を読むことで、自分の知識や視野を広げることができます。
5、体調管理をする:受験生活はストレスが多いため、体調管理は非常に重要です。十分な睡眠やバランスの良い食事、適度な運動を心がけましょう。
さあ今違和感を感じた人が何人かいると思いますが、下の二つは今話題の会話系AI「chatgpt」が提案したものです。世界的に有名なAIが出した渾身の案なので、以下かでしょうか、笑
明日は白石先生が話してくれます!!お楽しみに!!!
2023年 4月 18日 夏までにやるべきこと
こんにちは、青山学院大学3年の安藤です!
花粉の季節が終わったと思ったら、黄砂が飛んできたりと最近のお天気事情に困惑しています。
さて、新学年になり新しい学校生活も慣れてきた頃だと思います。しかし、夏休みまで約三ヶ月、それから半年で共通テスト本番です。実際に夏休みを迎えるにあたり何をすべきか、今日はそれについて話していきたいと思います。
自分の話になりますが、自分は9月末まで部活をしていたので、夏休みも部活と勉強で予定がパンパンでした。それでも夏休みに過去問10年をしっかりやり切りました。では何がよかったのか!
それは、
通期講座修了🌸
担任の先生からこの講座は5月までにや、これは6月末までにと言われている講座があると思います。それらの講座がどれだけ修了しているかによって夏の過ごし方は一段と変わります。
とにかく夏までに基礎的なものは全て終わらせましょう。
ただやるだけでは全く意味のないものです。
合格設計図作成システムを活用して、日々計画的に受講を進めていきましょう!
2023年 4月 16日 共通テスト本番レベル模試まであと1週間!
こんにちは!
早稲田大学政治経済学部経済学科3年の渡邉愛里加です!
早いもので、大学生活も折り返しになってしまいました。
改めて日々丁寧に過ごしていきたいと思います。
さて、いよいよ一週間後は共通テスト本番レベル模試ですね!
みなさん模試に向けた勉強はできていますか?
模試は受験後の振り返りだけでなく、受けるまでの過程も重要です。
ただ模試の結果を見て、点数が上がった下がったと一喜一憂するのでは意味がありません。
次の模試でどの科目を何点伸ばすのか、そのためになにをするのかを考えて勉強をしていくことが大切です。
例えば、数学を20点伸ばしたいと目標を定めたとします。
そこで特に苦手な確率と整数を固め、それぞれ10点ずつ上げようと考える。さらにそれを達成するために該当範囲の高マスを終わらせ、問題集を1周しようと計画する。
このように、目標から逆算して学習計画を立てることが大切です。
こうすることで、模試を活用した学習を進めることができ、模試がより意味あるものになります。
あと1週間、できることを考えて取り組みましょう!
明日は堀先生です!お楽しみに!
2023年 4月 15日 新年度になって
こんにちは。東京大学文科3類2年の佐々木です。
4月になって大学も新たに始まりました。今年はサークルとイタリア語とラテン語頑張ります。
夏に向けてやるべきことということで、新学年になった4月にやっておいた方がいいことを紹介したいと思います。
高3、つまり受験生になった人はなんと言っても教科書レベルの知識のインプットですね。みなさん、いわゆるサブ教科(理系だったら理科、文系だったら社会)のインプットは終わってますか?ここで自信を持って終わっていると答えられる人は少ないと思います。ではいつまでに終わらせるのでしょうか?8月くらいとか悠長なこと思ってませんよね?東進では6月から共通テストの過去問演習が始まります。ならば、5月末までには終わらせておきたいところです。今残っている講座については5月末までに全て終わらせる計画を立ててしまいましょう。
ぶっちゃけてしまうと、5月末までにインプットが終わっていないのは非常にまずい状況であり、合格率の低下につながります。インプットが遅れればそれだけ過去問演習の時期が遅れ、過去問演習が遅れれば9月以降に待ち受ける単元ジャンル演習講座(過去問演習で判明した弱点を集中的に対策することで克服することを目的とした講座)に取り組むのが遅れていきます。
第一志望校に合格する生徒の大半は過去問演習やその後の苦手克服に多くの時間を割いています。僕の生徒でも、東大に受かった子は東大の過去問を20年くらい解いていました。東大の過去問は5科目あり、1年解いて復習するだけでも1週間弱はかかります。それを20年近くも解けた理由は、彼がインプットを早く終わらせたからに他なりません。
つまり、至極当たり前ではありますが裏を返せば演習の期間が短いと合格しにくいわけです。実際、僕の担当生徒で過去問の演習年数が低かった子たちは落ちてしまいました。
5月末にインプットを終わらせるためにはいつから頑張ればいいのでしょうか。まあ、今でしょ、ということになりますね。
4月から高2になった人に関しては上に書いた高3の状況から逆算しましょう。高3の人たちは今、サブ教科を終わらせようと悪戦苦闘しているわけです。ではサブ教科のインプットを早いうちから本格化させている人が有利ですね。どうすればそのような状態になれるでしょうか?それはもちろんメイン教科、すなわち英語数学国語のインプットを早めに終わらせることです。そうすれば夏以降サブ教科に本腰を入れられます。
ということで皆さん頑張ってください。受験において気を抜いていい時期など存在しないと思いますが、新学年になって気持ちが一新された今は勉強ペースを見つめ直し、目標に向かって全力ダッシュしていくのにちょうどいい時期だと思います。気が緩んでいた人は気合入れ直して頑張ってください。
明日は渡邉先生です。
2023年 4月 14日 世界史を極める?
こんにちは。東京大学教養学部教養学科地域文化研究分科フランス研究コース3年の山田達也です。
東京大学は一昨日4/12が入学式でした。実は「4/12が入学式」というのが先に決まっているので、来年も再来年も入学式は同じ日です(創立記念日が4/12だからだといわれています。また、なんと入学式より前から授業が始まります)。東大志望の皆様が、しかるべき年の4/12に入学式を迎えられるようお祈りしています。
さて今回は、選択科目の勉強法について書くようお達しが来ています。あれ?と思った方はよくこのブログを読んでいる方で、先月も同じテーマで書いていました。まだ読んでいない方は読んでみてください→(2023年3月14日 入試の特徴を見極める@日本史 https://www.toshin-yokohama.com/%E5%85%A5%E8%A9%A6%E3%81%AE%E7%89%B9%E5%BE%B4%E3%82%92%E8%A6%8B%E6%A5%B5%E3%82%81%E3%82%8B%EF%BC%A0%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8F%B2/)。
実は東京大学文科は地理歴史2科目が必須で課されますので、先月紹介した日本史に引き続いて今月は世界史について述べましょう。前回とは少し形を変えて、科目を概観した後は大学個別の分析ではなく勉強法の話に移ります(理由は後述します)。他にも同じテーマで書いている担任助手がたくさんいると思いますので、それらと比較しつつ自分に合うやり方を見つけてくださいね。
さて、本題に入ります。いろいろな大学の問題を見ていると気づくのが、大学ごとの出題の振れ幅が小さいという点です。もちろん語句短答・選択・論述程度の違いはあるのですが、多くの場合で「知識を正しく押さえる」ことが最重要課題になっています。つまり、「資料を見てその場で考える」「当日与えられた知識を組み合わせて解く」といった、日本史で見られたようなアクロバティックな出題が少なめだということです(もちろん少ないながら例外はあります。 2018年九州大第2問など)。東大の分析をわざわざ紙幅をとってやらない理由はここにあります。まずは、教科書・資料集などを正しく理解することが第一義になるのだという点を意識しておくことが大切だと思います。
こうした差が生まれる原因の一つに、扱う地域が非常に広いという点は挙げられるかもしれません。日本史のような、「その時代の世界観を理解してそこから推論する」というような営為は、ある意味では扱う対象が一つだから可能なのだと思います。同じことをフランス・ドイツ・アメリカ・中国などの諸国家、あるいは近代以前の諸地域、アフリカなどの俗にいう「辺境」史……これらをすべて高水準の理解度でカバーするのはなかなか難しいと言わざるを得ません。
したがって、(もちろん「時代の眼」が獲得できることに越したことはないものの)まずは「出来事を正しい時系列・因果関係で追えること」が重要になります。そして世界史特有の要素として、「同時代の他地域がどのような状況だったか」を抑えられると、特に大論述を課すような大学ではかなり実力が向上するのではないかと思います。地域ごとに縦割りで学習をしていると、意外と他地域との対応関係を間違えることがあります。タラス河畔の戦いなど大きな事件があればよく覚えている方も多いでしょうが、むしろそうではない時代を理解できているかが勝負になってきます。特に中国は貿易などの兼ね合いで様々な影響関係があるので注意して見てください。ある地域の学習をするたびに、「この時代(世紀)は、〇〇の地域では××の王朝があって、こんな事件が起きていたな」というのを想起するだけでもかなり違います。何なら、ノートの隅に他地域のことを書き込んでしまうのも有効です。
「歴史」というものを考えるとき、どうしてもその「通時性」に目が行きがちです。しかし地理的な広がりがあることを考えれば、その「共時性」にも目を向けることが必須なのは明らかでしょう。そしてその両者の感覚を兼ね備えることは、今我々が生きているうえで起こる様々な問題に対して多くの視座を提供してくれます。
私の関心分野であるセクシュアリティ論で例を挙げてみましょう。例えば「日本で性的マイノリティへの理解が進まないのはなぜか」という問題を考えるとき、まずは「日本では、彼ら/彼女らに対する態度がどのように変遷してきたか」という視点に気づくでしょう(通時的視点)。そしてさらに、「同時代、他地域におけるその態度はどのようだったか」という点を考えることができます(共時的視点)。これらを組み合わせて初めて、「日本」という地域に特有な状況をとらえることができ、考察が有効なものになります。個人的な感覚ですが、ここに世界史という科目を学習する一つの意味があるのではないかと思っています。
明日は佐々木先生です。お楽しみに!