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2026年 8月 30日 苦手科目こそ概念理解を見直そう!

横浜校の永田です。

 

もう8月も終わりですね。みなさん夏休みはいかがお過ごしでしたか?

夏は熊本の地震、先日の富山の豪雨災害、など天候災害が多い印象でしたね。

3年前に仙台へ旅行に行った際に、東日本大震災の震災遺構の荒浜小学校に行ってみたのですが、

津波の恐ろしさがまじまじと伝わってくる場所でした。

実は震災当時関東にいなく、震度6を超える揺れを経験しませんでした。

遺構に行ってみてやっと現実味のある地震として認識できた気がしました。

 

さて、今回は「苦手科目の克服」に関してです。

人間の記憶した知識とその認識は曖昧で、繰り返し頭に入れないと定着しないわけですが(だから学力は勉強時間の差)

知識を得た段階で間違ってしまうとそのあと再構築するのが非常に困難です。

中学受験をした人は理科で、高校受験をした人は中学の理科で以下の様なグラフで月の満ち欠けを勉強したと思います。

ムーンダイエットのやり方と効果とは?|新月期にはじめるファスティング(断食)の方法も解説 | fuwarito

この表は、月の満ち欠けと夜に月が見えるときの位置関係をまとめたものになるのですが、

習った当時の私はこの表を見た瞬間に、「え、月の形って一晩で変わるっけ?」と思ってしまったんです。

今でこそ半月が日中うっすら空に見えて夜月が見える位置も変わることを身をもってわかっていますが、

若干今でも一瞬この図を説明するのに時間を要します。月の形を気にする機会も少ない人にはなおさら理解しにくいものです。

苦手科目克服という話に戻りますが、特に理数科目は概念理解が重要です。

類題程度が出来ればいい、入試問題のいわゆる標準的な問題が出来ればいい、などレベルこそありますが、

例えば微分(まだ習っていない人はおいおい)を「ただ~次関数の次数をおろして形を変える計算」と認識するのか

「ある関数の傾きを求めるために、次数を下して変形させた導関数を利用して接戦の傾きを求める」という認識でいるのかで、応用力は段違いです。

 

最近私は日本史の学び直しにはまっています。

時代ごとの為政者(摂関政治や幕府の将軍・大老、太政大臣)は通史で普通に習いますが、当時の天皇って誰なのかって事細かに習うことはあまりないですね。

天皇だけ見ていくと重祚(一度天皇即位した人がもう一度即位する事)も何人かいますし、

天皇に限らず明治時代以降の内閣総理大臣も、意外な時期や事件と被っていたりするものです。

受験科目で日本史選択の人には当たり前かもしれませんが、1945年終戦時に鈴木貫太郎内閣でその後サンフランシスコ講和条約締結時には吉田茂内閣になりますが、

その間に幣原喜重郎内閣もあることは、今学び直していて知りました。

世界史もですが、名前が覚えられない・区別がつかない・すぐ忘れちゃう、こういった声をよく聞きます。

考えてみて下さい。(今読んでいるあなたが高校生の場合)、小学校の同級生の名前と顔をどの程度覚えていますか?

よほど仲が良くて頻繁に遊んだり、今も同じ高校に通っているでなければ、うる覚えかほぼ忘れていて、名前か顔写真出されると「あ~!」となるのでは?

歴史上の人物なんてこの比じゃないくらい身近な人じゃないですよね? であればもっと覚えるタイミングを増やしたり(要は復習せよということ)、

名前だけじゃ覚えられないのであれば資料集に載っている顔写真や肖像画、建物や遺跡もその写真と共に覚えれば印象づくはずです。

お笑い芸人のカミナリってご存じでしょうか?「お前、それ~~~してんなっ!」って突っ込む漫才の人たちですね。

下の写真、左半分の白黒写真は、明治時代の岩倉使節団の岩倉具視(右)と山口尚房(左)です。

右半分の写真はその漫才師カミナリのお二人です。似てませんか?(笑)

岩倉使節団とカミナリ | BIRKENHEAD ERKY

さあ、この写真を見たあなたは岩倉具視と山口尚房のことが頭から離れなく夜も眠れない事でしょう!

とは行きませんが、ある程度長い事覚えられるのではないでしょうか。

 

最後に、理科・社会・数学、なんなら英語にも国語にも言える事。

復習と演習を必ずやりましょう。

東進の映像授業を活用して先取りをしている人もいるでしょう。

復習(思い返す)をしなければ知識は抜けていきます。演習(記憶の定着)もしないと知識は自然消滅していきます。

ある分野・ある時代だけ復習していると、また別の分野・時代が抜けたり、気づいたら特定の部分だけ手薄になっているという状態も多々あります。

全体的なバランスを取って復習する必要があります。

 

脳科学的にもそうです。海馬という分野が脳にあります。ちょうど眼球の後ろちょっと上辺りに位置します。

この海馬が主に短期記憶の保存、整理、想起を司り、長期記憶にするものは大脳皮質(前頭葉とか側頭葉とか、脳みその一番外側にある部分)に記憶されていきます。

専門用語的には、海馬のエングラム細胞→大脳皮質のエングラム細胞へと記憶の想起に関わる部位が時間の経過とともに変わってくるそうです。

まず海馬でこのエングラム細胞が活性化される必要があるのですが、海馬の記憶整理機能的には、繰り返し使用した情報が忘れてはいけない重要な情報として記憶されていきます。なので、繰り返す事=復習する事&演習する事が重要です。

どの科目に関しても、復習・演習が大事なんですね。

ただ演習するだけでなく目指したいレベルでの演習、そして演習だけでは乗り越えられない壁が見えたら1段階上のレベルで概念を学ぶ必要も出てきます。

東進の数学の講座で言えば、高等学校対応数学で学んだ後→数学の真髄、のような段階上げになります。

 

今回は理科・社会・数学に触れさせてもらいました。

英語も国語もベースは単語や文法の暗記になりますが、長文読解などは精読力×速読力が最後の最後には演習を通して固めていく必要があります。

単語を覚えるのが苦手という人も、先述の何かに連携させて覚える、接頭語接尾語に着目、意味の似ているもので関連させて覚えるなど、

またいろいろな工夫が出来ますが、それはまたの機会に。

 

また季節の変わり目で体調を崩しやすい時期になります。インフルエンザもはやり始めますので気を付けましょう!

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