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2026年 8月 4日 文明開化にめくられて

カレンダーが風にめくれる様子を見ると、なんだか夏の涼しい一面を感じます。
風鈴の音に耳を傾ければ涼しさを感じる、なんてことはよく言われますが、風にめくれたカレンダーにも、どこか似た力があるような気がするのは気のせいでしょうか。
きっと、風鈴とはまた違う風情なのでしょう。
ところで、今年は夏至から数日後。THE FIRST TAKEにT.M.Revolutionの「HOT LIMIT」が公開されたその日を境に、日本は夏の到来を告げました。
暑さが限界突破している七月中旬から今日にかけて。我が家は未だに、エアコンという名の三種の神器には頼らず、扇風機という、ある意味では原始的な文明開化の恩恵にあずかっています。
風鈴の代わりに、文明開化の音に耳を。
もちろん、断じて、紛れもなく、長らく使っていないエアコンを掃除するのが億劫で、綺麗にしないまま使うことには抵抗がある—などという怠惰な理由ではありません。
電気代という経済的事情に加え、昨今の価格高騰への建設的な対策であり、言うなれば勤勉な選択なのです。決して怠惰なるものか。
汗の気化熱で涼むという、なんとも直接的な科学技術ではありますが、ときにはこうした脳筋な手法も、意外なほど頼もしく私たちの味方になってくれます。
多少の暑さという代価を払ってでも、そのありがたさを実感できるのですから、悪くありません。
そして、カレンダーが文明開化の風になびく姿に風情を見出せるくらいには、私の心もまだ豊かなのだと気づけましたから、ええ、やっぱり、悪くありません。
良い夏だ。
こんにちは、白石人生です。
こんなに良い夏には、何かを始めないと少し損をした気持ちになるのは私だけでしょうか。
新しい趣味を見つけたり、買ったまま埃をかぶりそうになっている本だったり、なんだか積みあがってしまった課題だったり。
普段なら閉じたまま見て見ぬふりを繰り出してしまう、そんなひとページを、少しだけめくってやろうかと、そんな気持ちになるのは。
青春の日々を進まれる皆様方におかれては、きっとそれは参考書なのかもしれません。
華の大学生を目指し、少しずつ、その手で参考書のページをめくりたくなる、夏とはそんな季節なのでしょう。
ただ、これは経験上の後悔ですが、無心にめくるページとは、多くの場合何も残してくれないことが多いです。
カレンダーという名の一日も、なんとも美しい文章も、もちろん参考書だってそうです。
なんとなく終わらせてしまっても、気が付いた時には何も残っていない。
だから大事なのは、めくる数ではなくめくり方、だったりします。
こんな良い夏だからこそ、少しだけめくってやろうかと思い立った時だからこそ、ただひたすらに、無心に、なんとなくで進まず、じっくりとその一頁を堪能してから次に進みたいものです。
こんな類の話題になると、具体なんて言葉はどこかに忘れたのかなくしたのか、分かっていることは手元にはないという事で、つまりはぼんやりとした事しか話せなくなってしまいます。
そんな悩みを抱えていた時に見つけました。今の話を具体的に「数学」という受験を志す皆様にぴったりのテーマでお話聞けるイベントを。
題して『青木純二先生の合格まで、迷わず「高校数学の世界を3周せよ!」』
詳しくは下のパンフレットをご覧ください。
『散切り頭を叩いてみれば、文明開化の音がする』
なんて言葉は聞いたことがありますが、そういった風にはならないようにしたいですね。
ただページをめくる姿だけ寄せて、その実何も残っていない、中身のない模倣なんて、せっかくの良い夏に残念な気持ちになってしまいますから。
さて、この夏、皆様の一日をめくるその手が、皆様の未来の人生を変える一頁までめくってくれていたのなら、これほどうれしいことはありませんから、どうか、ぜひ、一日のめくり方にこだわりを持っていきましょう。
カレンダーも、本も、もちろん参考書も。
めくる音は誰にだって出せます。めくり方にこだわって。
そのめくり方ひとつで、人生は案外変わるのです。
次に鳴るのは、風鈴でも、文明開化でもなく、あなたが未来をめくる音かもしれません。












