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2025年 12月 21日 めんめんたるたる

みなさんどうもこんにちは!!!(挨拶はとっても大事。)

横浜国立大学 理工学部 機械・材料・海洋系学科 機械工学EP の勇です。
なかなか自己紹介するのが大変な大学にいるわけですが、名前が長いのには慣れています。なんていったって通っていた高校名が「中央大学附属横浜高等学校」ですからね。でもまだ、大学に比べれば楽です。「中横」と略せましたからね。今の大学を略そうとすると「横国理工です。」ですかね。意外とそうでもなかったですね。
何を言っているのかよくわからないので、読み飛ばしてもらって大丈夫です。(もう遅いか・・・。)

 

さて、今日は12月21日ということで、回文の日ですね!1221ですから、逆から数字を羅列しても1221です。対称性があり、ちょっと嬉しかったりもします。ちなみに僕は、対称性というものを自分の中でうまく落とし込めていません。悩みといったところでしょうか。(先日の久保田先生のブログに、テンソルに悩まされているという話が合ったので僕も。)対称性とはなにかを説明しろと言われたらなかなか説明するのが難しいですよね。変化しない保存量であり、”そう”なるような不変の性質とでもいうのでしょうか・・・。浅い理解で、いろいろモノをいうのはあまりよくないのでこれ以上踏み込まないでおきます。

 

 

また、本日は共通テスト本番レベル模試がありますね!!
さすがにこのブログを模試中に見る人はいないので、見るとしたら模試が終わった後ですかね。(模試を受けた人、お疲れ様です。)いったん、このブログを読むのを止めて、自己採点をしてからまたこのブログに戻ってきてください。
いやぁ、懐かしいですね。僕も、昨年の今頃に同じ12月最終共通テスト本番レベル模試を受けたわけですが、自己採点をした際に非常に驚いたのを覚えています。なにに驚いたか気になりますか??

 

 

 

 

 

 

地理    19点

 

 

 

 

 

??????????
何が起きたのでしょうか。地理が100点満点中19点だったのです。なんと確率に負けてしまいました。情けないものです。私自身が共通テストが合否に関わらない大学を志望していたので、共通テストの対策を全くしなかったわけですが、そうはいってもそんな言い訳が通じる点数でもありません。
いったん、模試の次の日に、学校終わりに東進にきて、荷物を置き、すぐに地理の参考書を本屋さんに買いに行ったのを覚えています。あのときはさすがに危機感を持ちました。今思うと恐ろしいですね。結果、その日から毎日地理の参考書を少しではありますが、共通テスト本番までやっていました。

その結果・・・なんと本番地理で53点をたたき出すことができました!!!!!(拍手喝采)
やっぱり頑張れば点数に結び付くのでしょうか。みなさんも今回うまくいかなかった科目があってもめげずにやりぬいてください。諦めないというのは本当に大切です。

かといって、本番でなにもかもうまくいくわけでもありません。うまくいかないこともありました。僕の場合、二次試験でもつかう化学で、志望校の合格レベルに比べると鬼低得点といえる点数をたたき出してしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

化学   39点

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己採点をしたときには、本当に自分の受験人生が終わったと思いました。どこの大学にもいけないかもという考えで頭がいっぱいになってしまいました。
ただ、そうはいっても逆に二次試験で頑張ろう、巻き返してやるという気持ちになりました。とにかく、諦めないということがとっても大切なんですね。

 

この話を聞いて受験生の皆さんは何を思うでしょうか。共通テストまであと27日です。みなさんの心もちはいかがでしょうか・・・。
「自分は大丈夫、やってやるぜ!!」と自信満々であったり、「自分失敗しないかな・・・このままで大丈夫かな・・・」と少し不安を抱えていたり、様々かと思います。

自論にはなりますが、ここで僕の思う「メンタル」について羅列してみようかと思います。

 

メンタルとはずばり、情緒です。

 

「情緒!?」

 

ここでつかわれる情緒はその時、その時における、自分の心の揺れ方、感じ方、ものごとの受け取り方です。不安になったり、焦ったり、急に自信がなくなったり、理由もなくなぜか前向きになれたりなど・・・。そうした心の状態そのものが、僕は情緒、メンタルだと思っています。抽象的で難しいですよね。国語が苦手だった僕にはとっても難しいです。

よく「メンタルを強くしろ」や「メンタルを鍛えろ」と言われますが、これは「不安を感じるな」とかいう意味ではないと思います。だって、不安になること自体はとても自然なことで、受験一か月前に何も感じない方が、正直ちょっと心配じゃないですか。だから皆さんも安心してください。そのまま不安を受け入れるのです。(まるで不安のブラックホール?)


突然話がガラッッッと変わりますが、僕は新しい発見をするうえで、全くわからないという状態が続いたこと、そのあとに放心状態があることが、発見にとって大切だと思っています。(あくまでも自論)どういうことでしょうか?


受験に当てはめて考えてみましょう。
少し皆さんに聞いてみたいのですが、この時期にもなってくると、こんな考えが浮かび上がってきたりしませんか?


「もうこれ以上やりようがない」、「何をやっても伸びている気がしない」

そう感じる瞬間が、必ずあるかと思います。僕はめちゃめちゃありました。

でもこれは、止まっているのではなく、沈んでいるだけです。(どういうこと?)
例えば、植物の種をまいてすぐ芽が出ないように、土の中では、目に見えない変化が静かに進んでいます。
だから、「今日は全然ダメだった」、「成績が伸びない」そう思った日があっても、そこで自分を否定しないでほしいです。

数学者が、答えの出ない時間を経て突然ひらめくように、
受験生も、積み重ねたものがある日まとめて効いてくる瞬間があります。(理系科目はとくにこれが多い。)それは、本番かもしれないし、直前かもしれない。でも、その瞬間は必ず、準備した人のもとにしか来ません。

ここで大切なのは、情緒を荒らさないことです。焦りすぎて無理な計画を立てたり、他人と比べて自分を追い込んだり、「できない自分」に腹を立てたりする必要は全くありません。(もはや必要どころか、しないほうがよいまである。)

 

僕の好きな言葉に岡潔の「春の野に咲くスミレはただスミレのように咲けばよい。」という言葉があります。スミレが「自分は役に立っているだろうか」などと考えず、ただスミレらしく咲いているように、受験生も、受験生らしく、目の前の一問一問を解いていけばいいのです。一問一問確認していけばいいのです。

何が言いたいのか、
受験一か月前に求められる姿勢は、「何か新しいことを身につける」よりも、「これまで積み上げてきたものを信じて、確かに踏みしめること」です。自分が出した答えは、確かか、そうでないのか。自分はなにがわかっているのか、わかっていないのか。それを自分に正直に問い”続ける”こと。アタリマエ体操のように右足に体重を乗せ、次に左足に体重を乗せるように、一問一問、確かさを確認しながら進んでいく。それが、受験直前期の最も誠実な学び方だと思っています。ぜひ参考にしてください。

 

そして最後に一つ。

本番直前まで不安が消えなかったとしても、それは決して悪いことではありません。
自分の理想を知っているからこそ、「まだ足りない」と感じるのです。不安があるということは、自分自身の中に「なりたい姿」「届きたい場所」が、ちゃんと生きている証拠です。だからどうか、自分の情緒を敵にしないでください。殺さないで欲しいです。静かに、丁寧に、心の中で育っているものを信じて、その日を待っていてほしいと、そんなふうに思います。

咲くときは、パッと自然に咲きます。
本番も、きっとそうです。

 

がんばれ受験生!!!応援しています^^

 

明日は元気溌剌・天真爛漫の板原先生です。

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