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2025年 10月 15日 じゃんじゃん単ジャンやっちゃうじゃん!!
みなさんこんにちは。(地球さんおはよう。)
横浜国立大学の勇です。
突然ですが!挨拶というのは、実に大切なものです。(こんにちはっ!)
挨拶をすると、自分と相手とでお互いに気持ちの良い関係をを築くことができますよね(ニコッ^^)
僕自身、今年の4 月から担任助手をしていますが、一番意識していることは受付での挨拶といっても過言ではありません。(最近はホームクラスに届かない程度の音量でハキハキとした挨拶を意識しています・・・。勇っていう人なんかうるさいなぁ、と思っている方がいたらごめんなさい。)
こんにちはっ!ととても元気に挨拶をするとおそらくお互いに良い気持ちになる気がするのですが・・・、帰るときの「さようならっ!」はあまり元気に言うものでもないのかなと最近は考えていたりします・・・。(意外とまた明日!的なニュアンスで大きな声で言ったほうがいいのかなぁ・・・)皆さんはどんな「さようなら」を聞いたら良い状態で家に帰り、万有引力を感じながら眠りにつくことができますか??ぜひ教えて欲しいです。(さようならでふと思い出したのですが、高校時代の英語の先生が『クジラ構文』の説明をしている際に急に「く~じらくん、さよなら~~。さよーならく~じらくん」と歌いだしたこともありました。懐かしい・・・。「涙くんさようなら」と調べるとでてくるので、ぜひ聞いてみたください。)
受付では、僕たち担任助手だけが大きな声で挨拶するのは、僕たちと生徒たちはあまりよい関係とは言えません・・・。みなさんからも気持ちの良い挨拶があれば、先日行った『受験生夏の総決算集会』でも言った『放物線』の関係に僕たちはなることができませんね・・・(悲しみ)。声に出して挨拶するのが少し苦手だヨ、という方もいるかもしれませんが、できる範囲でいいので徐々に挨拶を返してくれればとっても嬉しいです!!ぜひみなさんのフレッシュな挨拶を聞かせてください(_ _)
話は少し変わりますが、僕自身、今年の秋は『読書の秋』にしたいなぁと考えています。(別に秋に限らず、春夏秋冬と四季折々の読書を世間にお届けできればなぁと考えているのですが・・・)
そこでまずは自分が非常に興味のあった岡潔先生の「春宵十話」を読んでみました。(今は春風夏雨という本を読んでいます。)前回のブログでも書きました『情緒』についての本です。(本を読んでみるなど、何かに興味をもってみるっていうのは大事なことだなぁと最近思い始めています。最近は日本史や世界史なども少し学んでみたいなと考えているので、もしおすすめの本などがあれば教えてください。)この本を読んでいると、基本的には、『教育』というトピックで話が進んでいくのですが、自分自身のこれまでの物事に関する考え方であったり、普段の生活の仕方が良い方向に向かっているような気がします。ただ、あまりにも自分の考えの浅はかさに悲しみを覚えることもあります。それでも、これまで小中高と全く本を読まずに過ごしてきた学生時代だったので、本を読むことの面白さが垣間見えてきているような気もしています。これからの僕の読書人生に期待ですね。
さて、僕の通っている横浜国立大学は今月の3日から夏休みが終わり授業が久しぶりに再会しました。秋学期というものですね。『履修登録』なるものがついに完了したわけですが、秋学期の授業は非常に興味深いものが多くてとっても楽しみです。なんといっても実験!春学期は実験の授業がなかったので、実際に実験をして「レポート」なるものを書く機会がほとんどなかったのですが、これから何十枚にもわたる「レポート」を書かなければいけなくなったので少し不安でもあります。(すべて手書きで書かなければなので、僕の腕はもう少しでもげると予想しています。ちなみに、すでに2回分のレポートを作成したのですが、もうすぐで手首がもげそうです^^)
他にも、新しく微分方程式が始まったり、物理学ではなんと高校ぶりに電磁気学を学ぶみたいです。(内容も難しそう・・・)初めて習う内容なので、しっかり理解できるかが不安な反面、高校生時代に興味のあったことでもあるので、せっかくの秋学期を有意義なもの、『読書の秋』に続いて『学びの秋』に過ごしたいものです。
私自身、大学に入って、半年ほど過ごしてきたわけですが、大学での学習というのは高校までの勉強と違い、教科書ベースで授業などが進むのではなく、自分自身の興味をもとに頭を使って考えながら学ぶ姿勢が非常に大事になってくるように思います。それは、一朝一夕でできるようになることではなく、長い時間をかけてようやくできるようなものです。そこに向けてモチベーションを保ちながら、好奇心、そして集中力を働かせ続けるというのは誰にでもできることではありません。この『体力』は大学に入ってから、自然と培われるはずがないと思います。どこかのタイミングでガラッと好奇心スイッチを入れて学び続けることができると有意義な大学生活が送れるのではないかなと思います。
そこで受験生の皆さん・・・。この受験期こそ、今こそがその好奇心スイッチ、『体力』を手に入れるチャンスですよ!!
大学受験という過酷な?(だけれども楽しい?)道をやり切った・通り抜けた人は、その『体力』があります。学問を追求し続けることができるんですね!!(僕もそうなりたい!)
受験生としての夏休みが終わり、そして秋になり、つい先日には共通テストの出願締め切りなんかもありましたね。(共通テストまではあと、94日なわけですが、)焦りが出てきている人もいるかと思います。焦ることももちろん大切ですが、焦りすぎもよくありません。受験勉強という鎖にとらわれすぎず、一歩後ろに下がって、俯瞰してみることも大事です。
どういうことか、例えば、受講した授業の内容、過去問や単ジャンで問題演習をしているときなど。「〇〇先生の△△の話、めっちゃ面白いし興味深いな」とか、「この問題よくできてるなぁ・・・。じゃあ、もしこの問題にこんな問いを増やしてみたらどうなるかな」とか、「この問題の類の話、もっと一般化できないかなぁ」などなど・・・。受験勉強という枠にとらわれずに、自分の興味の赴くままにさまざまなことを自発的に自由に考えてみる。これが非常に大事なことではないのかなぁと思います。一見、「そんなの志望校に合格するという観点でいったら意味なくない?」と思ってしまうかもしれません。しかしそんなの実際に入試本番、試験を受けてみないとわからないのです。意外と、あ!あの時に考えてみたことが使えた!ということも無きにしも非ずなんですよ。なんなら、入試が終わり、大学に入った後に、扱う内容かもしれません。こういった、とりあえずであったとしても「時間をかけて考えてみた」という経験は決して無駄にはならないのです。そして、その経験の積み重ねによって、試験本番に実力を出し切ることができるのだと思います。(経験の積み重ねには、少し時間が必要ですが・・・)そういった意味で、過去問や単ジャンというのは非常に良いツールですよね!!なんてったって無限に面白い問題がうじゃうじゃ出てくるのだから。研究テーマが一生降りかかってきているようなものです。うまくこういったツールを利用しながら(復習などに時間をかけすぎてしまうと、十分に演習が詰めなくなるので)効率よく、自分なりに進めてみてください。その際は、担任助手の人を頼ってみたり、友達と一緒にきめてみたりするといいかもしれませんね。
『一歩下がって俯瞰してみる。』
そうはいっても・・・
やはり受験に受かるために、そしてその先に自分自身が志すものを学ぶために、受験に必要な科目の勉強・成績の向上はかならずしなければならないものです。中にはやる気が起きず、モチベーションが保てないものもあるでしょう。誰でも心に余裕を持った状態でいることができるとは限らないのです。しかしながら、ここは我慢の時です。自分の「〇〇になりたい!」や「〇〇を学びたい!」というその思いの強さ、志の固さが前に進むための後押しとなります。大学生になったらなにができるかな・・・などポジティブなことを想像して、気分を高めながら勉強すると良いかもしれませんね。
と、いうことで早速本題に入っていくわけですが・・・、夏休みが終わり1か月半が経とうとしている今現在どういった意識で、どのように過去問・単ジャンを進めていけばいいのかについて自身の経験をもとに、話したいと思います。
まず、現実を突きつけるようで申し訳ないのですが、受験生の皆さんにとってもう残された時間は十分にはありません。(共通テストまであと〇〇日!)この限られた時間の中でどのように、過去問や単ジャン、もしくは授業や参考書など・・・これらの”道具”を用いて合格へ自分が導けるかが大事になってきます。(道具というよりは、皆さんの好奇心の的と言った方がいい気もしますが、)
受験に合格するためには、何が必要か。
・まずは、その教科についての知識(インプット)がしっかりできているか。
・知識や理論をもとに、しっかり考えて問題を解決できる能力があるか。
他にもさまざまあるかとは思いますが、主にこの2つだと思っています。これらを培うためには、まず、自分の頭にその科目で必要な知識をしっかりと叩き入れなければいけない。そしてその知識が何も見ずに人に説明できるほど理解できているか、再現できるかが大事です。そしてそれをもとに、より複雑な問題など、応用的な内容になったときに、習った知識を用いて問題を解決することができる力を問題演習などを通して身につけなければいけない。ということです。ここからは、みなさんが、教科についての知識(インプット)がしっかりと終わっていることを前提として話を進めたいと思います。(ちなみに、もう入試まで時間がないからといって知識にすこし抜けがある状態で演習ばかりするのは身になりにくいのでご注意を。もったいぶらず不安に感じるものがあったら直ちに基礎に立ち返ることが大切です。)
ある程度、知識がしっかり身についてくると、解ける問題というのが増えて、演習が楽しいと感じることがあるかと思います。勉強自体の楽しい、楽しくないなどがあるかもしれませんが、楽しいと思えるくらい勉強できるといいですよね。そういうところで、単ジャンは非常に良いコンテンツなのです。自分の苦手な単元ばかり出てくるけれども、たくさん演習することによって、その単元を克服するだけではなく、なんと楽しい!と思えてしまうかもしれない神コンテンツなのです。苦しく感じることもあるかもしれませんが、とにかく隙間時間さえあれば、単ジャンをやる!くらいの意気でどんどん進めていきましょう。
単ジャンでは、質(問題演習+入念な復習)ももちろん大事なのですが、より『量』という部分を意識して欲しいです。夏休みが終わり、この時期になると、いつの間にか半年前より解ける問題が意外と増えていたりします。ここからは、とにかくたくさんの問題に触れていろいろなパターンの出題を『経験』することにフォーカスを当てていきたいのです。そこで、復習に時間をかけすぎるのはなかなか危険な行為で、逆に復習に時間をかけすぎてしまうというのはただただ要領が悪いか、その問題の単元についての勉強が足りていないかなどという話になってしまうのです。そこで、まぁ解説を呼んで、まず理解、そしてしばらく時間がたってできなかった問題を見たときに、しっかり自分の手が動かせるかの確認をする程度で十分です。それを経たうえで、じゃあまた別の初見問題がとけるかというところをジャンジャン演習していくという流れでやれば、入試本番までにはかなりの問題演習が進めることができるはずなのです。
去年の僕と同じTMだった友達は、
平日はとにかく単ジャンで演習をしまくる→土日で全部まとめて復習+過去問演習もする
といったように1週間単位でルーティーンを決めてやっていたりもしました。
この時期にもなると、実際に勉強している貴方自身しか、自分の不安なところ、苦手なところははわかりません。(我々は過去問・単ジャン・模試の結果をもとに見ますが。)自分に必要なものをしっかりと見極めて、自分に合った勉強法を見つけて、ルーティーン化してみてください。
ジャンジャン単ジャン!!!!カコカコ過去問!!!!
どうしても、入試が近づいてくると、不安になって夜しか眠れなくなってしまうかもしれません。(健康ですね!)ただ、どんな結果になろうと、受験勉強をやってよかった!悔いはない!できることはやった!と思って終えることのできる受験生活にぜひしてほしいなと思っています。人生1度きりですからね。
たくさん僕たち担任助手を頼ってくださいね!!(放物線・・・。)
少しどころか、かなり長くなってはしまいましたが・・・最後まで読んでくれてありがとうございました!
明日は、勇の受験生時代に同じTM「危機感」だった久保田先生です!(ちょうど去年のこの時期は一緒に苦楽をともにしていたなぁ・・・懐かしい。)
2025年 10月 14日 高校3年生で飛躍したくば今努力せよ!
こんにちは、東進ハイスクール横浜校の永田です。
10月になり気温もやっと過ごしやすい季節になりましたね。
季節が変われば、刻一刻と入試本番までのタイムリミットも近づいてきます。
今日10月14日で共通テスト本番まで95日を切りました。
といっても本番というのは今年受験する高校3年生の残り時間です。
365日追加で、高校2年生共通テスト本番までのタイムリミットは460日となりました。
高校1年生はまたここに365日追加する事になりますが、それはまた先の話だなぁとなると思います。
しかし、真に大学受験の合否を分けるポイントは、高校2年生の間の勉強時間の差!
難関大に現役合格した人と不合格となった人の差。
高校3年生では94時間、高校2年生では214時間、高校1年生では191時間、
さぁ、どの学年で一番差がついてしまっているでしょうか? それは明白ですよね?
科目ごとに苦手・得意は人それぞれ。
範囲がどこまで進んでいるかも、予備校・学校での学習進度次第。
コツコツやれるか波があるか、色々な要素あれど誰しもで共通して言えるのは
勉強時間と量です。
受験勉強とわざわざ区別する必要もないとは思いますが、
学校から出せれる課題や宿題、ちゃんとやっていますでしょうか?
出されたらそれはやると思いますが、その延長線で使用している教材を使い倒していますか?
折角持ってるんですから、使えるものは徹底的に使う。そしてどんな場面も自分の経験値になると思って最大限吸収する。
そんな貪欲さも大学受験では大切です。(大人になっても)
このくらいでいいか、多分大丈夫、なんて思っていると足元をすくわれます。
大学受験は人生の中間目標です。大学のその先も少しばかり見据えてプライドにかけて走り抜けてほしいです。
是非、周りに流されず、人よりも、同じ志望校のやるよりも、浪人生よりも、誰よりも、と思って勉強してください!
東進ハイスクールは12月から新学年です。
今の学年で取っている受講・勉強計画は11月30日までにやりきれるように進めましょう。
切羽詰まってやる勉強などたかが知れています。
地道にコツコツやって学んだ事を自分のものにしたもん勝ちです。
高校3年生になったらみんな受験生です。みんな頑張ります。
高校3年生になったら頑張ろうではなく、今から頑張って差をつけて自分の大学受験を有利にしてください!
2025年 10月 13日 秋と河合先生が来ます🍂🍂
こんにちは!!竹下です!!
秋になりましたね🍂🍂
とても過ごしやすくなって嬉しい限りです🙂🙂
でもすぐに冬が来てしまうので、短い秋を楽しみましょう!!
旅行にも行きたい気分なのですが、学校が秋学期は忙しくいく暇がありません泣
その分夏を楽しんだので秋は皆さんと一緒に頑張ります泣泣
そんなことはさておき、今日皆さんに伝えたいのはこれです。
河合正人先生による特別公開授業です!!
なんと!!今回はあの人気講師の河合先生が来てくれます!!!
僕が思う河合先生の魅力は、何と言ってもあのイケボですよね。
いい声すぎて逆に眠くなってしまうという意見があるほど。
また授業の内容も非常に分かりやすく好評です!
今回の内容は「確率」!!
確率が少しでも不安な人、河合先生のイケボを聞きたい人、河合先生の解説を聞いてみたい人は是非参加してください!!
詳細はこちら⇊⇊⇊
日時:10/27(月)
会場:TKPガーデンシティプレミアム横浜西口
参加費:無料
申し込みはこちら!!!
明日は永田先生!!お楽しみに~~
2025年 10月 12日 全統まであと2週間!
こんにちは!横浜校担任助手2年の吉田です。
いよいよ 11月全国統一高校生テストまで、残り2週間となりました!
この模試は、全国の高校生が一斉に受験する大規模な模試。
自分の現在地を知る絶好のチャンスであり、志望校合格に向けた大きな一歩です。
🔥今こそ「本気」の2週間を!
この2週間で何をするかで、模試の結果は大きく変わります。
「あと2週間しかない」ではなく、「まだ2週間ある」と考えてみましょう。
苦手科目の基礎をもう一度見直す
過去問や類題で実戦力を高める
時間配分の練習をして本番に備える
横浜校では、スタッフ一同が全力で皆さんをサポートします!
質問・相談・学習計画の見直しなど、いつでも声をかけてくださいね😊
📅模試当日までのスケジュール確認
模試当日は、緊張もあるかもしれません。
だからこそ、事前の準備が大切です。
受験票の確認
持ち物の準備(筆記用具・時計など)
会場までのアクセスチェック
前日はしっかり睡眠を!
💬最後に
全国統一高校生テストは、ただの模試ではありません。
「全国のライバルと戦う」ことで、自分の可能性を広げる場です。
この2週間、横浜校で一緒に頑張りましょう!
明日は竹下先生です~
2025年 10月 11日 10/11
長い間生きていると、なんだか耐えがたいような出来事というものは何度か経験します。
たかだか20年そこら、人類でいう若人の私も、生物界でいう20年とは長寿ですから、長い間という形容も許していただきたい。
そんな出来事とは、例えば。
同じ部活の仲間達から、なぜか空気として扱われたり。
受験に落ちてしまっただけで、約一年間、流浪人のように扱われたり。
一日の間に複数回、鳥達からトイレのように扱われたり。
ふと過去を振り返っただけでも、なんだか耐えがたい出来事というものは枚挙に暇がありません。
大学生になった今は滅多な事では狼狽えたりしませんが、最近はお金が無さ過ぎて耐えがたい思いをしています。
こんにちは。白石人生です。
本日は、人生の中でも群を抜いて精神的に不安定になるこの受験期を戦い抜いている皆様に向けて。
「メンタルの保ち方」というテーマで
浪人というある種、人生の地獄を経験した私からブログをお贈りします。
メンタルに来る。と一言で表しても、その実態は様々です。
今回は私が想像出来得る3つのパターンについてお話しします。
まず一つ目。
「思い通りに行動が出来ていない」場合。
この世界には「ランナーズハイ」という言葉が存在します。
長時間のランニングによって一時的に訪れる、気分が高揚し幸福感や陶酔感に包まれる状態を指す言葉ですが、これは何もランニングに限らず。
一般的に様々な事にこの「ハイ」は訪れます。
例えば部活だったり、勉学だったり、仕事だったり。
共通するものは、「継続して、長時間」という部分。
自身が大変だったり、辛いと感じるようなことを、その苦痛を乗り越えて長期間継続した場合に起こる、一種の防衛反応。
———だと私は思っています。
そして逆に、ハイではなく「ロウ」という精神的な症状もこの世界には確かに存在しています。経験則的に。
やらなければならない事が思い通りに出来ず、自信を無くし、やる気を失い、何もかもがどうでもよくなってしまう症状。
そしてそれは、精神に大きな傷跡を残し、その泥沼から抜け出す事に大きな力を要するもの。
何人か経験したことがある人は居るのではないでしょうか。はたまた、今そうなっている方も。これは想像以上に辛いです。
そんな時の解決策は「小さな成功体験」です。
自分は何もできない人間だ。と自己暗示してしまっているので、どんな小さな目標でも良いので立ててみて、一日はそれを達成する事だけに気力を使う。
例えば。
朝起きて、朝昼晩必ずご飯を食べる。とか。
必ず一回は外に出て散歩したり、近くの公園に行ったりする。とか。
勉学の内容であれば、
単語100個だけでも覚える。とか。
少し慣れてきたら、演習問題を20問だけやる。とか。
世間一般の生活だったり、受験勉強だったりからすれば、本当に小さな、ただ達成できれば少し自信になりそうな。
そんな目標を立てて、一日一日少しずつ目標を増やして頑張ってみてください。
気が付けば、例の「ロウ」状態からは脱却できて、果てには「スタディーズハイ」なんてものになれるかもしれません。
二つ目。
「勉強は死ぬ程しているのに、成績が上がらない」場合。
人よりも努力をしているはずなのに、必要最低限の生活以外すべてを注ぎ込んでいるのに、なんだか成績が上がらない。
これはよく聞く話です。しかしこれも辛い。やめてしまおうかと思ってしまいます。
解決策は二つくらいあります。
ひとつ「正しい情報を頭に教え込む」
こんな時の頭の中は基本主観情報で埋め尽くされています。
こんなにやっているのに伸びていない。だとか。
このまま行ったら受かるはずが無い。だとか。
もう受験勉強が向いていなかったんだ。だとか。
いろいろ。
細かく成績を見れば、伸びている部分があるかもしれない。
こんなにやっているの「こんなに」は大したことないかもしれない。
実際周りの受験生もさして伸びていないかもしれない。
そもそも、学力の伸び方なんて後半に畳みかけてくるような四千頭身とは真逆のスタイルかもしれない。
(演出上可能性を示唆する表現を用いていますが、大体そのスタイルです)
そういった正しい情報で客観的に自分を見ることが出来れば、少しは自分を追い込み過ぎないで済むかもしれません。
ひとつ「他人事だと思う」
もちろんですが、自分事だからこそ必要以上に怯えて、恐れて、不安になるのです。
例えばそれがお隣さんの事であったなら、もちろん気にはかけるかもしれませんが、今ほどメンタルがやられているでしょうか。
薄情なイメージが強い他人事という言葉ですが、使いどころさえうまくいけばものすごい強い武器になります。
そして、他人事だからこそ気が付く事はたくさんあります。
果たして正しい勉強法なのか。十分なスケジュールなのか。成績は本当に変わっていないのか。
お恥ずかしい話ですが、私の地獄のような浪人時代は、他人事という客観視、または俯瞰視によって何とかなったところがあります。
やはり、自分事となると視野が狭まりすぎて、自身の心すら攻撃してしまう事がありますから。他人事です。
最後。
「順調すぎる」場合。
これは少し趣旨が変わってしまうかもしれませんが、一応。
メンタルの保ち方、というよりはモチベーションの保ち方の方が人によっては適切かもしれません。
第一志望校や目標に対して、順調すぎる、はたまた既に達してしまっているが故、それに向けた行動をとる気にならない状態。
少し長くなってしまったので結論から。
「新しい目標をつくる」
次のステージを目指しましょう。
大学受験でいうところの、志望校を上げましょう、といっているのではありません。
もちろん志望校を上げる選択肢があるのであれば、それは良いかもしれませんが、そこで解決するならばそもそもそんなメンタル不振になっていないはず。
より高い次元の目標を立ててみる事をお勧めします。
大学受験の勉強で目標を達したのならば、次は大学の勉強をしてしまえばよいのです。
プログラミングも昨今ではよい題材になるのでは。
それか、もういっそ勉学以外の分野にも手を出してみるとか。
(もちろん、元々の目標は依然達成できるようにしておくことは前提です)
そうすれば、メンタルも立ち直る事でしょう。
以上。これが私の考える「メンタルの保ち方」です。
少しでも参考になれば。