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2025年 9月 22日 古典のススメ
こんにちは!本日のブログは担任助手1年の篠原が担当します🍀
もう9月も終わりに近づき、長袖を羽織る季節になってきましたね…暦でいう晩秋ってやつです🌙
日の入の時刻も、8月は18:45頃だったのが今では1時間も早まって17:45頃となっています。夜長ですね。
この時期に詠まれたもので、私の好きな歌があるのでひとつ紹介したいと思います。
今来むと言ひしばかりに長月の
有明の月を待ちいでつるかな
今すぐに会いにいきます、とあなたが言ったから、9月の夜長を眠らずに待っていたのに、夜明けに出る有明の月が、あなたより先に出てきてしまいましたよ…
せっかく待っていたのに、あの人が現れる前に夜が明けてしまった。
いやーいい歌ですね。当時はメールも電話もないわけですから、もうひたすら待つことしかできない。
昔の人の気持ちが、歌を通して現代に受け継がれるってすごい、というか感慨深いことだと思いませんか?
…とまあ、私は古文の醸す情趣が大好きなのですが、興味を持ったきっかけのひとつが実は東進の講座なんです。それが
栗原隆先生の『ハイレベル頻出古文読解』。
この講座は、『頻出古文読解』の続編として、さらに難易度の高い頻出作品を本文にした問題を扱っています。『頻出古文読解』よりもやや難易度の高い24の有名作品、30の名場面の読解をしていきます。蜻蛉日記、紫式部日記などの日記や保元物語などの軍記物語とジャンルも様々。(私が1番好きなのはPart1 第4講〜5講にかけての「とりかへばや物語」です😉)
その魅力はなんといっても
栗原先生独特のワードセンスと世界観。
魅力的な古典の世界を、栗原先生独特のワードセンスと世界観で語ってくれます。
受験生時代の私はそれがもう好きで好きで。毎日受講してすぐ終わってしまったのが悲しかったくらいです。
もちろん話の内容だけではなく、必要な文法事項や頻出単語、古典常識についても分かりやすく教えてくれます。
助動詞暗記の独特なリズムは今も私の頭の中に残るほどです…皆さんにもぜひ一度栗原節に触れてみて頂きたいですね。
以上、篠原によるおすすめの講座紹介でした!!
明日は山下先生です!お楽しみに〜〜