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2025年 10月 30日 今年も全国統一がやってくる

こんにちは。東進ハイスクール横浜校の楢山です。

10月も気がつけば終わりに近づき、世間はハロウィン一色です。

私も学生時代は、先輩の家に突撃してお菓子強奪したり、猫耳つけた女子に写真部だからという理由でカメラマンさせられたり、いろんな思い出があります。みなさんもそうでしょう。

ただ、一つ言いたいことがあります。

 

 

「ハロウィンってなに?」

 

10月あたりになって知らぬ間にハロウィンムードになり、

11/1からは昨日までのことが嘘だったように通常に戻る。

あれはなんだったのだろうかと毎年思っています。

そこでハロウィンの起原について調べて見ました。

 
ハロウィンの起原は古代ケルト人が行っていた「サウィン祭」にあるそうです。祭りは夏の終わり(10月31日)に収穫を祝い、夏の終わりと冬の始まりを区別するもので、この時期は死後の世界とこの世との境界が曖昧になり、悪霊がやってくると信じられていて、悪霊から身を守るために、人々は仮装したり焚き火をしたりしていたそうです。後にキリスト教文化と結びつき、「万聖節(All Saints’ Day)」の前夜祭として発展し、アメリカで現在の形式に進化したというのが今のハロウィンです。
 
さて、最近のハロウィンには、仮装というよりコスプレを楽しむ要素が強くなりすぎているのではないでしょうか。
当日の渋谷に一度行ったことがあります(学校に行くため)が、
人が普段の2倍くらいいて、みんな変な格好しているので側からみるのは面白いですが、悪霊から身を守るためというより、みんなコスプレを楽しんでいました。
月曜から夜ふかしでも金正恩のコスプレした人とかいましたね。
彼には悪霊は寄ってこない気がしますが(笑)
 
そもそも夏の終わりが10/31というのも、地球温暖化のおかげでピンときません。
森山直太朗だって歌うのは8月の終わりです。
いっそのこと8月終わり、ないしは9月終わりに変えた方がいいのではないでしょうか。
ここまで書いて思いましたが、そんな時期では暑くて仮装なんてできませんね。
 
どうでもいいことをこんなにも長く書いてしまい、そろそろ怒られるのでここでやめにします。
今後、私がハロウィンに参加する時は、起源をしっかり意識して、怖い仮装をしてやろうと思います。
 
さて、ハロウィン過ぎたら何がありますか?
 
もちろん
 
「全国統一高校生テスト」
 
ですね。
 
みなさんわかっていると思いますが、これは大切なテストです。

まず、このテストが特別なのは、全国規模で同じ条件・同じ問題形式で実施される模試であるということです。普段学校で受ける試験は、クラスや校内、地域という「小さい枠」の中での競争になりがちです。でも、このテストでは、全国の高校生が同じ“舞台”に立つわけです。つまり、「自分の実力は全国で見てどのあたりか」をリアルに知ることができるのです。

その「自分の立ち位置を知る」ということが、実はとても重要です。志望校の合格ライン、つまり目標と自分の今の力とのギャップを見える化できるからです。例えば、「英語はまあまあできるけれど、数学が追いついていない」「理科や社会が思ったより弱い」というように、自分ではなんとなく気づいていても、はっきりとデータとして示してくれる。実際、全国統一高校生テストでは、出題範囲・形式ともに本番の入試、特に大学入学共通テストを意識した作りになっており、現段階の力を試す場でもあります。

また、このテストではただ「点数を出す」「偏差値を出す」だけでは終わりません。「君だけの診断レポート」という、科目・単元・設問ごとの分析がなされた成績表が返ってきます。どの分野でミスが多かったか、どの設問で全国の中で出来ている人が多いのに自分は出来なかったか、という復習すべきポイントが明確にされるのですこれは、ただ模試を受けて「点数悪かったな…」で終わらせないための、大きな武器になります。

さらに、受けるべき理由として「無料で受験できる」というハードルの低さも挙げられます。お金や場所の障壁が少ないなら、挑戦しない手はありません。 「挑戦すること」そのものが、受験生としてのマインドを育てるステップになります。


では、「どう活かすか」についても少しだけ書きます。

このテストをただ「受ける」だけでは十分ではありません。「受けて、振り返る」ことがカギです。テストを終えた後、成績表を見て、「ここが弱かった」「ここは伸びている」という視点をもって、次に何をどう勉強するかを具体的に決めましょう。部活や学校の課題で忙しい中でも、模試を自分のための学習設計のためのデータとして活用すれば、学びの効率も大きく上がります。

また、たとえ「今の結果が思うようでなかった」と感じても、それはむしろ「伸びしろがたくさんある証拠」です。なぜなら、「目に見える弱点」があるからこそ、そこを磨けば大きく変われる余地があるということ。逆に「思ったより出来た!」と感じた人も、そこで満足せず「この分野でさらに上を目指すにはどうしたらいいか?」を考えると、強みをさらに武器にできます。


高校1・2年生の皆さんにも伝えたいことがあります。大学受験は、残り時間の長さを見れば、まだ「準備期間」です。だからこそ、今、このテストを利用して「どの分野に力を入れるべきか」「どこで他の人に差をつけられそうか」を見極めておくことが、後悔しないスタートにつながります。

高校3年生の皆さんには、特に強く言いたいです。受験のラストスパートに入る前に、自分の現在地を明確に知ること。そうすれば、「あと何点伸ばせば合格圏か」「どこの単元で失点しているか」が明確になり、残りの時間を倒すべき課題に集中できます。


最後に、ひとつだけ。模試は「運試し」ではありません。点数や偏差値に一喜一憂するだけでは、せっかくのチャンスを活かしきれません。テストというイベントを、自分を深く知るためのステップに変えること。そのために、全国統一高校生テストを、ただ受けるだけでなく“受けて活かす”という意識をもって挑んでほしいと思います。

さあ、自分自身のためのチャレンジを、今、始めましょう。あなたの未来は、あなた自身が動き出したその瞬間から、少しずつ変わっていきます。

今日のブログはここまで。明日は谷田先生です。

 

 

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