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2025年 9月 5日 秋の勉強について
こんにちは!東進ハイスクール横浜校です。
9月に入り、朝晩は少しずつ涼しくなってきましたね。夏の頑張りを土台に、ここからどう勉強を積み重ねていくかが大切です。今日は「秋の勉強」について、受験生と低学年に分けてお話します。
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受験生のみなさんへ
夏休みでしっかり勉強時間を確保できた人も多いと思います。この秋からは**「演習量」と「志望校対策」**がカギになります。
• 共通テストまであと4か月。基礎の確認を怠らず、過去問演習にしっかり取り組みましょう。
• 苦手分野は「今」つぶさないと、そのまま入試本番まで持ち越してしまいます。
• 秋は模試も多くあります。結果を振り返り、次につなげる行動を必ず取りましょう。
「夏で伸びた人」「秋から一気に伸びる人」、どちらもいます。自分の努力次第でまだまだ逆転できますよ!
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低学年のみなさんへ
高校1・2年生にとって秋は、基礎を固める絶好の時期です。
• 1学期に学んだ内容を復習し、苦手をそのままにしないこと。
• 定期テストが終わった後も、学校の授業を先取り・復習して理解を深めましょう。
• 特に英単語や数学の計算力などは、コツコツやることで受験学年になったときに大きな差になります。
「受験勉強はまだ先」と思うかもしれませんが、秋から始める人と春から始める人では大きな差が生まれます。この時期に小さな努力を積み重ねていきましょう!
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受験生も低学年も、秋は「努力の質」を高めていく季節です。横浜校スタッフも全力でサポートしますので、一緒に頑張っていきましょう!
2025年 9月 4日 9/4 併願校
こんにちは。白石人生です。
気が付けば、夏休みが半分終わってしまいました。何か大きなイベントがあったのかと聞かれても、特に思い当たる節がありません。寂しいです。
本日は「併願校」についてです。
第一志望校が決まっている人は多いと思いますが、その他の志望まで決まっている人は少ないと思います。
今回はどのようにして決めるのか、どのくらい決めるのかについて話していこうと思います。
まず受験する大学の数について、結論を言えば「出来るだけたくさん受けよう」です。
受験料や日程、体力などによる限界はもちろんありますが、出来るだけたくさん受けましょう。
理由はいくつかありますが、大きなものは二つ。
一つ目は〈第一志望校に向けたウォーミングアップ〉という側面です。
第一志望校はその多くが、自身が受ける大学の中ではトップの難易度であり、そして一部例外はありますが、難易度が高い大学になるほど受験日程が後ろになっていく傾向にあります。
すなわち、ここでできるだけ沢山受けておけば、第1志望大学受験前の肩慣らしになりうるという話ですね!
続いては〈今後の進路〉という側面です。
今の時点で、将来必ずやると決めている事がある人は少ないでしょう。となると、今はある理由で目指している大学も、ふとした時に気持ちが切り替わってしまうかも…。
これは全くないとは言いきれず、試合の場合、若干の差異はありますが、大学入学後でやりたい事がガラッと変わったり…。
そんな時に合格の手札が草んあることは、ものすごく有利に選択を進めることができます!
また、億が一の場合、浪人という選択をとることになった際にも、この恩恵は大きいです。
自身が現役の時に、どれだけの力があったのか。その大きさや傾向を知るためには、自身が合格できた大学、そうでない大学を分析することが必要です。その時にデータが多ければ…?
つまり、出来るだけ沢山受けよう。というのが結論。
そして最後、「どのようにして決めるのか」
シンプルです。心にズバッと来るかどうかです。
もちろんこれは、やりたい事、立地、キャンパスの雰囲気、卒業後の進路、生徒数、教員数、などなどの大学の特性を考慮した上での話です。
これを見極めるために、オープンキャンパスなどに足を運ぶのも良い手かもしれません。
今日はここまで。
明日は吉田先生のブログです。お楽しみに。
2025年 9月 3日 大学紹介
こんにちは!早いものでもう九月ですね、、
夏休みも終わって学校が始まっているよという人がほとんどだと思います!夏休みの間皆さんは充実した時間を過ごすことができましたか?
受験生の皆さんは勉強漬けの八月だったと思います。たくさん頑張った自分をきちんとほめて、また気持ちを新たに頑張りましょう!
そんな夏休みの間にオープンキャンパスに行った方も多いと思いますが、、、、、、
今月はブログでいろんな担任助手が自分の大学について紹介しちゃいます!!!
トップバッターの私からは今在学している一橋大学について紹介します!
一橋大学は東京都国立市にある文系総合大学です。
“文系総合大学”というと大仰ですが、いわゆる”文系”の学問に特化した学部のみが設置されている大学です。
設置されている学部は、経済学部、商学部、法学部、社会学部、ソーシャルデータサイエンス学部の5つのみです。その中でも学科に分かれている学部はないので1学年全体で1000人弱、大学全体でも在籍生徒が4000人程と比較的小規模の大学になっています!
そのおかげで学内で偶然知り合った人が友達の友達だった、なんてことも頻繁に起こるのが一橋あるあるです:)
その小規模さのせいなのかキャンパスが国立市という郊外に立地するせいなのか、世間では”一橋は知名度がない”なんて言われることもしばしば….😥
そこで今回私が思う一橋の魅力を紹介しちゃいます!!!
それは、、、ずばり多様な分野の授業がとりやすいことです!!
学部数が少ない一橋大学ですが、学部間の垣根はとても低く自分の学部以外の授業も気軽にとることができます!すべての学部の卒業要件に他学部の授業を○○単位以上取ること、という項目が存在するのもそれを物語っています。
実際法学部生である私も以前に社会学部の授業を受けていました!!!
ここまで話してきましたが、綺麗なキャンパスや学内の雰囲気をつかむのには実際に来てみるのが一番です🙌11月後半に一橋祭(いっきょうさい)という学祭があるので興味がある人はぜひ来てみてください!!!!
明日は、白石先生です!おたのしみに!
2025年 9月 2日 みんなにおすすめしたい講座
みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは。
今日は、『おはよう地球』とついつい言いたくなるような朝でしたでしょうか?
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか。学校が始まって大変だなぁと思っている人も多いかもしれません。
僕自身は高校生の時、学校の友達や先生と会うことで自分のメンタルを保っていましたからそこまで学校が苦には感じなかったですね。(学校の自動販売機にあるチョコチップメロンパンが好きだったというのも理由にありますが・・・。)
話が変わりますが、まだまだ日本はとても暑いですよね。(私自身もその暑さに苦しめられているます・・・。)9月ということは、もう秋になるのに・・・。秋になると、『読書の秋』や『食の秋』であったりなどさまざまな感性が豊かになりそうな言葉が多く耳に入ってきますよね。
そんな『感性』の類で、高校の頃に数学の先生から面白い話を聞いたことがあります。
それが『情緒』について話です。
きっとみなさん、「『情緒』って何?」と聞かれると、答えることに難しさを感じる人が多いかと思います。一応、広辞苑では「折に触れて起こる様々な感情・情思。また、そのような感情を誘い起こす気分・雰囲気」と書いてありました。ちょっと曖昧で難しいですね。僕自身、国語がひじょーーーーーに苦手だったのでこの意味を聞いても全くピンときていません。
そんな『情緒』について・・・
これは、数学の授業中にいきなり、先生が
『勇くん、君には情緒はあるか?』と聞いてきたときの話です。
僕はまったく意味が分からなかったので、ぽけーっとしていると先生は語り始めました。
岡潔という『数学者』についてのお話です。(岡潔は伝説的な天才数学者で、当時世界の数学者の誰もが手に負えなかった多変数函数論の三つの大問題を一人ですべて解決した人です。もし興味があったら、入試が終わった後にぜひ調べてみてください。)
その岡潔は、人間の心の根源には「情緒」があり、それが知性や意志を支えると説きました。
そんな『情緒』について、少し考えてみたものをここに記してみたいと思います。
〜岡潔のいう「情緒」とは〜
岡潔が語る「情緒」は、日常的な感情の揺れ動きではなく、人間の奥底にある世界とのつながりを感じ取る力とのこと。
- 彼は心を「情緒 → 知性 → 意志」という三層構造で捉え、情緒を最も根源的なものとした。
- 情緒が豊かであればこそ、知性は柔軟に働き、創造力や直観が生まれる。
- 数学の発想やひらめきも、論理だけでなく、この情緒が育てる直観力から芽吹くと考えた。
〜「透き通った世界」を“視る”ということ〜
岡潔は数学を、無機質な記号操作の世界ではなく、光や色彩をもつ透き通った風景として感じ取っていた。このような姿勢は、学問において次のような力を生む。
- 全体像を視る:個々の問題にとらわれず、背後の構造や物語を捉える。
- 背景知識との結びつき:問題を見て「あぁ、この話ね」という気づきが、理解を深め、記憶を定着させる。
- 学びのモチベーション:美しいものをもっと知りたいという欲求が、学習を長く支える。
〜大学入試と『情緒』の関係〜
- 直観的理解の促進
問題文を読んだときに、公式やパターンの暗記に頼るのではなく、「この内容(問題)はどこかで見たことある!」という感覚でアプローチできる。 - 記憶にも残りやすい
数式や歴史的事実を“物語”として感じ取れば、丸暗記よりも長く深く記憶される。 - 考え方の柔軟性
透き通った世界を見渡すように、複数の解法や関連分野を自然につなげられる。
4. 情緒を育てる学習習慣
- 背景を味わう:数学なら定理が発見された歴史や人間ドラマ、物理なら実験者の試行錯誤を知る。
- 比喩で捉える:抽象的な内容を、自分なりのイメージや情景に置き換える。
- 雑学への関心:本筋から逸れてでも関連知識を探求し(ついつい、それって意味あるの?と思ってしまうようなこと。)、心に“物語の層”を積み上げる。
こういったことが考えられるため、僕自身も『情緒』は大事だなぁとしみじみと感じます。
岡潔は「知性は情緒によって支えられる」と語りました。透き通った世界を見つめる学び方は、単に合格を目指すだけでなく、学問そのものを愛する姿勢をも育てます。
大学入試は人生の通過点ですが、情緒そのもの、そして情緒に根ざした学びは、大学以降の探究心や創造性にも連なります。それは、入試を“単なる試練”から“心の成長の場”へと変えてくれるかというふうに思います。
(それは、独立自尊にもつながるのではないでしょうか?)
いつも心に『情緒』を、ということでいかなるものにも“美しい”と思える心を持ってみたいです。
さて、そろそろ本題に入っていくわけですが、本日は「おすすめの講座」ということで、私がみなさんにぜひ受けてほしい講座を紹介します。
その講座は
ズバリ!!!!
三宅唯師の
『難関物理』
です!!!(理系で物理を選択している学生にしかおすすめできないのですが・・・)
名前の通り、物理の講座なわけですが、僕がこの講座を好きな理由はたくさんあります。
まず、授業自体が非常に面白いです。担当の三宅唯先生は、この授業中、終始笑顔で楽しそうに物理を語ります。ついついこっちが楽しくなってしまうほど、、。授業を受けているうちにいつのまにか物理が好きになっていました、、
少し、HPから三宅唯先生の紹介文を持ってきてみました。
三宅唯
「理論は知っているだけではだめ、それを行使できるかが重要」であるとし、原理・定義・法則の定性的把握と定量的行使を軸に、自然現象をグラフィカルに解析。それは公式を振り回すだけの物理を超え、因果関係を的確に捉える直感を君に与えてくれるだろう。公式の運用のみならず、それ自身の導出と解釈に重点を置いた講義で、森羅万象の謎を華麗に紐解いていく。
とのことでした。
三宅先生の授業は、少し高校の範囲からずれて、微分積分を用いた本来の物理を使ったりなどします。ただ、高校生にも分かりやすく説明してくださるため、そこまで苦に感じる人も少なくないと思います。
また、授業の中で、理論と呼ばれる説明の部分と、問題演習で1つの授業が構成されています。
この問題演習で扱う問題が非常に自分のためになります。ほとんどの問題が、誘導がなく、最初から問題集で出てくる(5)みたいな問題がでてきます。つまり、誘導がなくても自分の力のみで目的の答えを求める力を養うことができます。(この力も、情緒かもしれないですよね・・・)
みなさんのためになることは間違いないので、物理を得点源にしたい方などには本当におすすめしたいです!!
明日は高井先生です!お楽しみに、
2025年 9月 1日 単元ジャンル演習、ついに開講
こんにちは、東京学芸大4年峯岸です。
秋になりました。9月です。
笑いが出てしまうほどまだ暑いですね。
しかしながら、時は着々と迫っています。
8月に東進では模試がありましたね。共通テスト本番レベル模試。
みなさんそれぞれの思いがありながら9月を迎えたとは思います。
うまくいってもいかなくても、よくできたことできなかったこと、
しっかり分析をしたうえで、どこを重点的に取り組むか。
ここは冷静になって、計画的に進めましょう。
分析して、重点的に対策。
これが重要になると言いましたが、これに大きく関わるものが遂に今日動き出しますね。
東進生の方はもちろん頭に浮かんでいることでしょう。
志望校別単元ジャンル演習、開講です!
志望校の使用科目、頻出事項に合わせ、これまでの模試・過去問演習講座の内容からAIが分析をして、「あなたは○○を取り組むと効果的ですよ」というあなただけの問題集を作ってくれるわけです。
もちろんそれならば、傾向として出やすい範囲、自分の弱点が出てくることでしょう。
ここに時間をかけるからこそ、点数に直結します。
また、11月からは第一志望校対策演習が開講します。
要するに、ここまでに弱点や傾向対策を終えた体で、志望校向けの力を養成していくわけです。
夏の過去問演習ではどうしても点数の取り切れない部分があったと思います。
そこをこの11月で完全に取りきる体制を作って対策をします。
だからこそ、単元ジャンル演習に時間をかけきる、演習数こそがカギです。
昨年の状況を見るに、1日10演習(模試でいう大門1つ分を解くと1演習の換算)を平均して取り組んでいる生徒さんは、着実に力をつけている印象があります。
志望の国立か私立か、文系か理系か、それによって重さや時間が変わってくるので一概には難しいところですが、
最終的に1500~2000演習くらいまで取り組めた生徒が第一志望校をつかみ取っていました。
だからこそ、今から計画的に進めてあげることが重要です。
もちろん、過去問演習も忘れないでください!
これからは併願校にも時間を使っていくべきなので、その点を忘れず。
単元ジャンル演習を利用していたOB・OGが徹底サポートするので、
一緒に演習頑張りましょう!
次回は勇先生です。