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2023年 4月 23日 物理と化学の勉強法って、なに?

こんにちは。白石人生です。

最近わたくし、米澤穂信さんの「古典部シリーズ」にはまっております。あ、小説でございます。
さりげない情景描写や会話だったり、序盤や中盤で解く謎そのものが最後の謎の伏線になっている辺りが本当に素晴らしい作品です。
読書は物語の楽しみの他に副産物として語彙力が上がるので、良いですね。
まぁ、まだまだにわかものですが。

さて、そんな話は置いておいて、本日のテーマは「物理・化学の勉強法」です。

初め大きく書きますと、理系科目はどれも「考える」ことが凄く重要になってきます。
流石にザっとしすぎているので、各科目についてもう少し具体的に話していきます。

 

【物理】

物理は「体系的に理解する」ことが大事です。
単に、こんな問題はこの公式で解くんだというのではなく、一つの理論の下で「こう運動しているからこう捉えることが出来て、こう考えることが出来るからこの公式が成立する」みたいに一つ一つの問題に(どんなに簡単な問題にでも)取り組んでいけたらすごく物理は成長するのではないかなと思います。
もちろんその中で「公式」を覚えているだけで使うのは、おススメしないのでその成り立ちは理解してほしいところです。

「まだその域にはいないよ」という生徒は、まずはただ解けるでいいので(公式も覚えているで良い)全体の範囲を習って進めていけばよいと思います。
何事も深く考えるためには「興味を持つ」ことが必要ですので、解ける範囲を増やし、点数が取れるようになって「楽しい」を作り興味を持つことが先かなと思います。

その先に「体系的に…」が待っています。笑

 

【化学】

化学は理論系と暗記系に分けられるのですが、

理論系は「この計算式が何を表しているのか。この途中式が何を表しているのか。㏗や溶解度積、半反応式などなどが何を表しているのか」という「定義や式」に対してより強い意識を持って抑えてください。(もちろん物理にもこの意識は必要ですが)

暗記系は「自分が腑に落ちる、納得のいく場所まで深ぼる」ことをしてください。
単純に覚えるだけでなく、その覚えることに対してどんどん深ぼっていくと、実は身近なところで用いられていたり行われている現象だったりすることが多いので、凄く化学が身近に感じれて楽しくなっていくはずです。そうすればこっちのもの。あれだけ苦だった暗記が、楽しい事の追及に代わります。そうすれば強いですよ。

 

もちろん、大学受験では物理や化学に対しての思考の深さを披露することは多くはなく、大半が問題を解く形式なので、考えてばかりではなく、がむしゃらに解いて「問題に慣れる」ことも大事です。これは怠らないようにしましょう。

 

勉強法ということで今回は僕の物理化学に対する意識(漠然とした話で申し訳ないですが…)をお伝えしました。
ぜひ参考にしてくれると幸いです。

ちなみにですが、この勉強法を続けたおかげで東工大の物化は合計8割取ることが出来ました。
なので、保証する訳では無いですが自分としてはかなり自信がある勉強法です。ぜひやってみてください。
(やはり人間、効果を知らないと動かない生物ですので、一応…)

 

さて、明日は入澤先生です。

どんなテーマを書いてくださるのでしょうか。