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2021年 12月 10日 地歴千題テストを受ける受験生へ

こんにちは。慶應義塾大学商学部1年の佐藤です!

文系の受験生の皆さん、来たる12月29日に、地歴千題テストが行われるのはご存知でしょうか?地歴千題テストとは、その名の通り地歴公民の中から受験で使う1科目を選んで、問題を1日で1000題解く、というテストですね。

今日は地歴千題テストの意義、やっておくべきことや心構えについて書こうと思います。

 

まず、受験の意義について。

地歴千題テストでは、その教科の全範囲から問題が出題されます。それも1000問。絶対に抑えておくべき基本事項が多数出題されます。受験前に1日潰れるテストなんて受けたくないよ、と思う人もいるかもしれませんが、できる限り、必ず受験してほしいです。どんなに自分が地歴公民完璧だぜ!と思っていても、知識の抜けや漏れは必ずあります。千題テストを受けずに、その知識の抜け漏れに気づかず、共通テストや2次私大の試験本番に突っ込んでいって点数が取れずに受験失敗…なんていう恐ろしいことにならないよう、千題テストをうまく活用して最後の総復習をしましょう。

 

次に、受験前にやっておくべきことについて。

できる限り全範囲の暗記をしてから臨みましょう。まだ未学習の範囲がある人は急いで知識を入れ込みましょう。千題テストの理想は、全範囲ある程度暗記が完了している段階で受験して、千題テストでミスを発見して、効率的に復習する、という風に活用することです。地歴千題テスト受験日時は12/29です、共通テスト本番まで残すは2週間とちょっと、という段階ですね。2週間で勉強できる量なんて限られています。千題テストまでに暗記がある程度仕上がっていないと、復習だけに膨大な時間をとられてしまいますね。他教科の勉強もあるわけですし。文字通り死ぬ気で全力で、今から、このブログを読んだ瞬間から頑張ってください。

 

最後に、心構えについて。

上で少し脅してしまいましたが、別に千題テストでうまく点が取れなかったって、本番の受験にはなんの因果関係もありません。間違えを発見できてラッキー、復習して弱点を克服できてラッキー、本番でミスをする可能性が下がってラッキー、といったような心構えでいきましょう。多少気持ちは落ち込むかもしれませんが、嘆いている暇があるならその分勉強した方が、受験合格、という観点からすればよっぽど有意義です。

 

地歴公民は、勉強すればするほど受験直前まで点数が伸び続ける科目です。特に現役生は地歴がまだまだ固まり切っていないよ、という人も多く、点数的な伸び代も大きいのではないでしょうか。千題テストまでは言わずもがな、受験直前までしっかり勉強して受験に臨んでください。みなさんが無事、笑顔で受験に合格できますように。応援しています。