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2022年 1月 13日 共通テスト同日体験受験に向けて!

こんにちは!

東京大学文科一類の山田達也です。

 

週末に共通テストが迫っています。ここからの1か月強、受験生は息をつく暇もないような時期になります。新型コロナウイルスの兼ね合いで受験生の登校は制限されていますが、新高2・3年生の皆さんはその姿を目に焼き付けておいてほしいです。

「(再)来年は自分がああなっているのだ」という意識があるかどうかで、行動は大きく変わります。

 

今、意識について言及しました。では実際の数値(実力)はどのように確認すべきでしょうか?
共通テスト同日体験受験ですね。全く同じ問題を同じ日に解く。これ以上に最適な実力確認の方法はないかもしれません。

ただ受験するだけという方もいるとは思いますが、せっかく受験するのであれば効果を最大限吸収したいですよね。いくつかポイントをお伝えしたいと思います。

 

1.最終目標点を確認する

志望校をインターネット検索するなどして目標点を確認してみましょう。例えば【早稲田大学 法学部 共通テスト利用入試】であれば89%、【東京大学 文科一類】であれば91%、のような数字が出てきます(複数出てきたら高い方をとっておきましょう)。ここから逆算して、「現段階でどのぐらい欲しいか」を考えてみましょう。
私は高2の1月には全範囲の基礎的な事項については一通り勉強していたので、得点率80%という目標を立てていました。もちろんまだ過去問演習などはしていない方がほとんどだと思いますので、新高2は最終目標の60~80%、新高3は70~85%あたりが妥当な目標になるのかな、と感じます。「自分の状況がわからない!」という方も、肌感覚で割合を決めておきましょう。自分の感覚と現実のギャップに気づくことができます。

 

2.教科ごとに確認する

この時期では、特に国数英を意識するとよいかと思います。授業でも相当量扱われているはずで、およそ自分の力を測ることができるからです。
さらに、単元に気を付けて受験できると最高です。「評論は取れたが古典は点が伸びなかった」という結果であれば「ある程度論理力はあるが暗記事項のインプットがたりない」という可能性が見えてきますし、他教科でも「なぜ」この結果なのかを考えられるとよいです。

理科・社会については、触れる時間を延ばせば多少なりとも点数が伸びていきます。現時点では、「こんな問題なんだな」「授業でやったところまではできたな」というような感覚でも十分だと思います。
(※理科・社会が進んでいる方向け※
 この時点では理社が進んでいない人がほとんどであるため、全科目の得点を見ると実力以上にいい結果がでているように見えます[実際判定は高く出ます。偏差値で判断されるので]。理社にしても単元で確認したり、運で当たったところがなかったかを確認したりという工夫が必要です。結果だけ見て驕らず、正確に自分の力を確認してください。)

せっかく受験するので、ぜひ実り多いものにしてほしいと思います!

 

明日は飯島先生です!お楽しみに!