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2023年 1月 31日 新年あけましておめでとうございます
おはようございます。東京大学文科二類の長濱侑輝です。
2023年も実に8.3%が終了したわけですけれども、いかがお過ごしでしょうか。まだ新年始まったばかりだしなぁとだらだら気分の人もいるんじゃないでしょうか。
月末も月末でいうのもなんですが、皆さんはどんな一年をすごされましたか?また、今年はどんな年にしたいですか?
2022年、私は全く新しい環境に慣れ、多くを体験した年でありました。何を隠そう私は見知らぬ人とコミュニケーションをとるのが大の苦手なので(なぜ担任助手をやっているのか)、割とその辺の関係作りなどに集中していました。しかし、特にサークルやこの仕事、大学での学習において多くの経験を得ることができました。結構充実した生活を送れたなあと勝手に思っています。
本年は、昨年よりもっといろいろなことを体験し、新たに自分の世界を広げたいと思っております。本年もよろしくお願いいたします。
さて、新受験生の方々は努力量を上げられていますか?もう今の受験生たちは共通テストを終え、早いところからもう一般入試に挑もうとしています。校舎の「共通テストまであと○○○日」の表示はもう、まぎれもなくあなたたちのものです。どんどん外堀が埋まっていきますよ。もう切り替えずにはいられないことでしょう。
ここでは、新学期までになにをしたほうがいいかを、おもに国公立大受験生の視点から挙げていこうかと思います。
①英数国基礎固め
チープかつありがちなことを言って申し訳ないです。基礎固めといっても標準的な演習や基礎をおさらいするといった方が正確かもしれません。東進では過去問を6月あたりから触り始めますから、そこまでに最低限頭を動かせるようにはしたいものです。例を挙げるなら、
(i) 網羅系参考書(Focus Goldや青チャート)でいうところの最高難度の一個下まで問題なく解けるようにしておく
(ii) 古典文法や頻出の言い回し(な~そとかそういうやつ)、漢文の語法を確認する
(iii)高マスでいうところの上級単語、ターゲットでいうところの1900、鉄壁でいうところの難単語以前の見出し語、を日本語に直せるようにしておく
(iv)頻出の英語イディオム、熟語を文章の中で認識し訳せるくらいに覚える
などなどです。勉強とは奥深いものであげればきりがないのですが、春に時間をとってやるという意味で重要なのはこのくらいかと思います。まあ日頃英語を聞くとか読解に手を出すとかも全然やっていいと思います。
これはあくまで目安なので、自分の志望校レベルや現在のレベルなどと相談して学習を進めてほしいです。個人的には旧帝一工レベルを目指すならできてほしいところです。
②理社のうち一科目の予習
ガチ進学校以外はこれができていないと相当しんどいです。東大文系や理系の人は二次試験で理社の二科目を課されます。で、6月、遅くとも夏には過去問研究あるいは問題演習をしたいわけです。(東進だけでなくこれは一般的な認識のはずです)
で、一般的に学校が理社科目の範囲を終えるのっていつでしょうか。ちなみに私の出身校である横浜翠嵐高校は世界史の完全終了が秋~冬のどこかでした。これは何を意味するのでしょう。
つまりしんどいということです。理社二科目を学校に任せていては完全に出遅れます。かといって高3入ってからやろうというのははっきり言って甘いです。模試に過去問、英数国の演習、、永遠にやることなんて湧いてきます。ですから、せめて二科目のうち一科目は予習段階において終了しているのが望ましいです。
というか、最上位の国公立受験生はだいたいこのくらいはやってきますから置いて行かれないようにという意味合いが強いかもしれません。
とまあこんな風に列挙してみましたが、受験というのはやれば成功するし、やらなければ失敗する。(確率が上がる)そういう世界であることは間違いないでしょう。結局は皆さんが今この刹那覚悟を決められるか、そういう話です。
今受験生は最後の戦いに挑んでいるところです。彼らも自分の受験生活が悔いなきものになるよう、覚悟を持って全力を尽くしてきたはずです。次はみなさんの番ですよ。
『追いつめられた
根性ではないッ!
「覚悟」だッ!
「覚悟」が必要なんだッ!』
Giorno Giovanna, 2001
あすは井出さんからのお言葉があります。
乞うご期待!