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校舎からのお知らせ

2018年 6月 15日 模試の活用法とは?(本科コース)

 

お久しぶりです。横浜校特訓本科コースです。

もう少し更新をしていきたいと思っていたのですが、気付けばもう6月も半ば!時が経つのは早いですね。

皆さんにお役に立てる情報を頑張って発信していきたいと思います。

 

↓前回の記事はコチラ。センター対策の仕方★

特訓本科コーススタート! センター対策の仕方★

 

ちなみに、時間の感じ方って不思議だと思いませんか?

24時間365日という時の流れは常に一定にもかかわらず、模試が近づいてくると「あーもう模試の日がきちゃう~早いよ~~」となりませんか??なりますね!なります。なんか、誕生日とか締切日とか目当ての日が近づいてくると一気に時間が経つ気がします。

これはどういうことかというと、時間は相対感覚で感じていることらしいです。

例えば、5歳の時の1日は、その子が生きてきた全体の時間(365日×5=1825日)のうちの1日になるのですが、18歳の時の1日は6570日のうちの1日になるので、短く感じるらしいです。ちいちゃい頃は1日中遊ぶとたーーーくさん遊べた気がしませんでしたか?でも、勉強に集中すると1日はあっという間に感じます。あれもやらなきゃこの科目もやらなきゃと思っているとすぐ1日終わっちゃいますね。

でも、時の流れは一定。常に変わることはありません。

変わっているのは自分の感覚です。

 

時間がない!とか思わずに、まずは自分の感覚を「時間はある」に変えること。

その上で「ある時間を有効活用する」ために、計画をしっかり立てていくことが必要です。

 

そして、この時間の流れはこの先も一定です。

12月になっても、センター試験の前日も同じ24時間が流れています。

「時間がない!焦る!!どうしよう!!」と思ったときは、自分の感覚がそう感じさせているだけ。落ち着けば常に時間は一定に流れていますので、絶対に時間の確保が出来ます。焦らずにしっかりと予定・計画を立てて実行していきましょう。

 

 

前置きが長くなりました。

今日のテーマは「模試の活用法」です。

 

皆さん、模試って上手に活用できていますか?

模試受けて、結果みて、偏差値見て一喜一憂して、、、終わり。では、活用できているとは言えません。また保護者の方に多いですが、判定をみて「こんなんで受かるの?」では、やはりつらいですね。成績が伸びる方向にはいきません。

模試の目的をきちんと押さえ、どう活用するかを考えていけば、学習効率が格段に上がります!今日はその方法をお伝えします(保護者の方も必見です!)

 

模試活用 その① 学習成果を測る

当たり前ですね。ハイ。でもこれを正しく理解していないから「判定」「偏差値」を見ているんですよ、皆さん。

模試で重要なことは「これまで勉強してきた分野・単元が得点できているか」を確認することです。勉強していない所は出来ていなくて当たり前です。そんなところを見つけて「ここができてないじゃないか!」と言っても仕方ありません。計画立てて次の模試までに勉強し終えましょう。大事なのは、「一度習ったことができた!」か、「習ったのにできなかった」を見つけることです。

意外とみなさん「習ったことができた」をスルーします。いいんですよ、出来るようになってドヤ顔しましょうよ!自信を持ちましょうよ!!できた」ことからなぜできるようになったのか、どういう勉強をしてきたかを振り返り、これからも継続することや他の科目の勉強に活かすことが出来ます。これ結構重要です。保護者の皆さまはぜひ「できたところはなんでできるようになったの?」と聞いてあげてください!!

次に「習ったのにできなかった」のであれば、それはなぜか??を考えましょう。授業でやっただけで自分で問題演習をしていなかったから、授業でやっただけで覚えるべき暗記事項はまだ覚えきれていなかったとか、授業でやって問題も解いたけど解き方の本質を理解していないとか・・・色々できなかった要因があるはずです。コレもしっかりと捉えることで今後の学習でやるべきことが明確になります。

①習ったからできたところがなぜできるようになったのか、そして継続

②習ったけどできなかったのはなぜか、原因分析と改善

③まだ習っていないところはいつまでにやりきれるか、計画作成

 

受験勉強は、SEE→PLAN→DOをしっかりすることで、学習効率が上がっていきます。しっかりと自分の状態をSEE(見る)ために、模試を使って客観的に状態を確認しましょう。その上でPLAN(計画)をたてて、最も重要なDO(実行)をする!!そうすれば成績は必ず伸びます。

伸びない生徒の特徴は、やみくもな勉強しかしてない(SEEをしていない)から自分に必要な勉強が出来ていない、PLANも曖昧だと試験本番に間に合わなくなって苦手科目や未習範囲が残る、そして、やらなきゃやらなきゃと思ってはいるが勉強に気持ちが向かわなくて結局やれていない(DOしていない)という生徒が成績が伸びていません。この夏は頑張ってDOしましょう!

 

これで模試活用法の大部分は終わりです。

ここからはおまけ。

 

模試活用 その② 本番でのパフォーマンス力を知る

試験本番とは緊張するものです。コンディションもあります。その中で自分が持っている知識を全て答案に出すことは至難の業です。

例えば陸上選手。100mを9秒台で走ることが出来ても、毎回9秒台を出しているわけではなかったりします。10秒台の時もあるでしょう。当日のコンディションやタイミングみたいなのもあると思います。

その上で、MAXこの点数は取れるけど、落としどころはこの辺かな・・・(必達得点)と考えていきましょう。この必達得点が上がれば上がるほど、安定して合格を見込めることが出来ます。上限で考えない。常に下限を引き上げることを頭に入れておきましょう。

また、模試でマークミスする人は、本番でも何らかの形でやらかしてくることが多いです。答案のチェックの仕方や見直しの仕方が定まっていないことが原因です。

コンディションや見直しの仕方を含めて模試は本番のように挑む。これは普段の勉強では絶対にできません。「模試という成績票が出る」時に、どれだけ照準を合わせて準備ができるかどうかというのは、本番の結果に通ずるものがあると思います。

 

模試活用 その③ 偏差値や判定の捉え方

偏差値は、毎回の受験者によって質が変化します。例えば全国で広く学校で実施されるマーク模試と、予備校で実施されている記述模試では上位生の比率が違ったりします。そうすると、自分の立ち位置=偏差値は変わります。また、受験本番に向けた本番形式の模試(センター試験模試や難関大模試など)と、学習到達度を測るような模試でも偏差値を見る時の視点は変わってくると思います。

大事なのは「何のためにその模試を受け、何を読み取るか」です。

偏差値で一喜一憂するだけでは、先には進めません。

まずは、自分の立ち位置を知るために偏差値を活用しましょう。そして、この模試にはどういう人たちが受けにくるのかな?と受験者層に想いを馳せましょう。自分の周りの友達はみんな受けている、、、全国を見渡してみたらどうでしょうか?そういった視点を持つと偏差値の持つ意味合いも変わってくるかもしれません。

また、○○大模試なども注意が必要です。特に、私立大の名前がついた模試は結構皆さん受けてきます。が!よく考えてみましょう。東大や国立志望の生徒が私立大模試を本気で受けに来ていると思いますか?もちろん併願校対策として受けに来る人もいますが、そうでない人もいます。でも、国立志望者も私立大は受験します。模試の受験者にいなかった人達が本番にはいるという事を頭に入れておきましょう。その上で、目の前にある偏差値や判定、平均点を参考にして、自分の立ち位置を予測していくようにしていきましょう。

 

 

とにもかくにも、今週6月17日は 全国統一高校生テスト です。

この模試では、夏の学習方針を決める大切な機会です。

残り2日。この2日は短期記憶にかけましょう!本番までに自分はどのくらい詰め込めるのか。本質的な勉強ではないかもしれませんが、でも自分の直前のキャパを知れたら、次に活かすこともできるはずです。その上で、出来なかったところを細かく分析し、夏の学習計画を立てていきましょう!!

こんなことを考えながら、東進本科生は今日も元気に勉強に励んでいます。

少し体調不良もあるかな。気温の変化も激しいです。体調管理に気を付けて、模試でしっかり成果を出しましょう!

 

 

東進ハイスクール横浜校の浪人生クラスである、特訓本科コースについてご紹介していきます。

勉強法や、過ごし方など、浪人生、現役生に関わらず、大学受験を目指すに皆さんに役立つような内容をご紹介できればと思います。

お楽しみに♪♪

 

※2018年度の特訓本科コースの受付は終了しています※